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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

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さかさ町」 みんなの声

さかさ町 作:F.エマーソン・アンドリュース
絵:ルイス・スロボドキン
訳:小宮 由
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2015年12月17日
ISBN:9784001160000
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,900
みんなの声 総数 9
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  • 既成観念にとらわれない考え方。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子4歳

    9歳の息子と読みました。

    なんでもかんでもあべこべのさかさ。
    こんな奇妙キテレツな町で一泊することになってしまった
    兄妹のお話です。

    子供が働いたり、
    野球のルールが全く反対だったり、
    忘れる授業があったりと、
    なんでもかんでもさかさの町。

    最初はびっくり、読んでいくうちに登場人物の兄妹と共に
    どんどんさかさ町に慣れていく私たち親子でしたが、
    なんだか最後はちょっと考えさせられました。

    さかさ町でのお買い物は、モノを買った人が、
    お金ももらえるのです。
    モノを作る人がお金を払い、モノを買う人がお金をもらい、
    何もモノを作らず社会に貢献してない人は警察につかまる。

    なんだか逆転の発想。
    でも、もし本当に世の中がこうだったら・・・
    なぁんて一生懸命考えてしまいました。

    もしかしたら、今の世の中よりもそっちの方が悪いなんて、
    言い切れない気もしてきます。

    そう考えると、「モノを買う=お金を払う」だけではなくて、、
    何事も既成観念にとらわれず、
    逆転の発想で考えてみるのもアリなんじゃないか、と
    オトナの固い頭ながらも考えてしまいました。

    息子はただゲラゲラ笑っているだけでしたが、
    私にはマジメに問いかけられているような感じがした一冊でした。

    投稿日:2016/04/20

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  • 熱があるかないかはアイスではかるんです。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    「百まいのドレス」のイラストを担当したルイス・スロボドキンの絵なので、どのページの挿絵も「ここが見たい」と思うような楽しい世界を見せてくれます。
    すべてが“さかさま”である町。たとえば車は屋上に入れるし、家はさかさまに建ってる。大人は遊んで暮らしていて、いろんなことがしてみたい子どもたちが働いている。
    初めて飲む薬は甘くておいしいけど、症状が治らないとだんだんまずくて苦い薬になる。ショッピングに行けば買ったものとお金がまらえ、作り手は物を作ってお金も払う。
    そんな不思議な街に泊まることになったリッキーとアンのきょうだいから見た町のふしぎを子どもの目線で楽しく表現してくれていました。

    特に、熱を測る方法が面白かったです。
    アイスを食べさせて、早く溶ければ熱がある。すぐに溶けなければ熱はない。ですって。こんなこと知ったら、お子さんたちは熱のありそうなときは≪アイス≫をせがむかもしれませんね〜。

    全部で91ページ挿絵も多いし、文字を大きめでとても読みやすいです。お兄ちゃんと妹のちょっとした冒険ものともいえますので、お父さんやお母さんが寝物語に読んであげてはいかがでしょうか?
    リッキーがたぶん8歳から10歳くらい、アンがその2つ3つ下くらいの設定だと思いますので、5,6歳から小学校低学年くらいのきょうだいのいるお子さんたちにどうでしょう?

    投稿日:2016/02/16

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    1
  • 大人もハッとさせられる

    4年生の息子のお気に入りの本です。
    初めは読み聞かせしたのですが、面白かったと言って、自分でも読み始めました。
    看板も、家も、すべてがひっくり返った、変な町。
    子供が働き、大人が遊ぶ。
    ハチャメチャなのかと思いきや、意外にも理にかなっていて良い町でした。
    大人が読むと、ハッとさせられることもしばしば。
    なかなか奥深かったです。
    ルイス・スロボドキンの素朴な絵も素敵です。

    投稿日:2020/03/05

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    0
  • なにもかもがさかさ!?

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳

    なにもかもがさかさの町へ!?
    うーん、楽しそうではありますが、私は混乱してしまいそうです。
    解説にもありましたが、大人だとわりと考えさせられるところなんかもあったりしますね。
    もちろん単純にゆかいさを楽しんでもいいですし。

    投稿日:2018/04/08

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  • 考えさせられる

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子4歳

    2年生の長男に薦められる本を探していて読んでみました。

    兄妹が汽車の旅で立ち往生してしまった「さかさ町」。何でもかんでも逆さまです。子供はただ愉快だと思うかもしれませんが、大人が読むと考えさせられる場面もあります。

    例えば病院。さかさ町では、病院に行くと医者が患者を待っていて、患者は待ち時間なし。病人はお金を払う必要はなく、健康な人が払うのだとか。働けない人がお金を払うのがおかしいということだそうです。なるほど。

    歴史の勉強は古い方からではなく、現在からさかのぼって学ぶのだとか。現在との関わりが分からない古い歴史などいきなり学んでも訳がわからないから、という理由だそうです。

    既成概念にとらわれずに世の中を見られるようになるかもしれません。

    投稿日:2016/11/23

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  • 頭がさかさになれなくて

    すべてのことがさかさだったら、面白いというよりは戸惑いばかりの不思議なお話です。
    逆転しているものばかりのようですが、人間は逆立ちして歩いているわけではないところに気づいたら、さかさの限界も感じられて、少し冷静に物語を楽しむことが出来ました。

    投稿日:2016/09/20

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  • 何でもさかさま

    大人が読むと、いろいろな事に疑問を持ってしまいますが、
    子どもは純粋に「さかさ町」を受け入れて、楽しんでいました。
    さすが、子どもは柔軟です!

    絵がほのぼのとしていて、色合いもよく、さかさ町へ突然行ってしまった不安を感じさせず、安心して読めます。
    ユーモアもあって、男の子にもうける本です。

    子どもと、自分で考えた理想の町を話し合ってみました。
    子どもの発想にびっくりしました。

    投稿日:2016/09/01

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  • さかさま

    主人公のリッキーとアンが思いがけず行くことになったさかさ町。そこは、いろいろなことが逆になっています。お食事はデザートから。ホテルの客室は地下。リッキーとアンと一緒にとまどいつつも、おじいさんが遊んで子供たちが働く世界はなかなか魅力的。病院も患者が待つのではなく、医者が患者を待ち、歴史も現代からさかのぼって学びます。忘れることを学ぶ授業もあるのです。ものをもらえるだけでなくその代金までもらえるのです。
    一度行ってみたいなぁ。

    投稿日:2016/08/21

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  • 考えさせられます

    読書感想文用に最近よく書店で見かけるので、3年生の長女に借りてみました。

    何でもさかさの「さかさ町」におじいちゃんの家に行く途中に汽車が止まったことで、ちょっと過ごすことになった兄妹。なんでもさかさの町に戸惑う二人でしたが、大人の私が読んでみると考えさせられることがいくつもありました。

    子どもが働き、おとしよりになったらのんびりするとこは「子供にとったら、働くことは新鮮で楽しいし、お年寄りになったら疲れてるからのんびりするのがいいから」や、お医者さんが患者さんにお金を払うのは「病気になったら働けないから、お金なんて払えないから」など。

    子どもは楽しいと思い、大人はなんだか考えさせられるお話です。

    投稿日:2016/07/27

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