ぞうのたまごのたまごやき」 佐保姫さんの声

ぞうのたまごのたまごやき 作:寺村 輝夫
絵:長 新太
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1984年3月10日
ISBN:9784834009446
評価スコア 4.47
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みんなの声 総数 54
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  • 子どもの頃、大好きだった絵本。

    • 佐保姫さん
    • 30代
    • ママ
    • 秋田県
    • 女の子4歳

    今でも、よ〜く覚えている本というのは、ナンセンス絵本だなとつくづく思います。
    『めがねうさぎ』『ねずみくんのチョッキ』そしてこの『ぞうのたまごのたまごやき』

    とにかく、わたしがお気に入りだったこれらの絵本には一日も早く娘と出会わせたくて、この三冊は0歳の時には購入していました。

    でも、ユーモアって、知識がないと笑えないんですよね。『めがねうさぎ』はおばけは「怖い」「朝に弱い」という事実を知らないとおもしろくないし。『ねずみくんのチョッキ』はお洋服は無理するとのびちゃうっていうことをしらないとおもしろくない。そして、この『ぞうのたまごのたまごやき』は哺乳類は卵を産まないという事実をしらないと楽しめない。

    ♪ぞうぞうぞうー。たまごを産んだぞうー♪
    なんて、一緒に楽しそうに歌うし。

    こんなことに子育てしていて初めて気づきました。あんなにばかばかしくておもしろかった絵本が、実は難しいなんて!!

    それでも、やっぱり文章の魅力とはすごい。この本の本筋のおもしろさはわからなくても、2才のころの娘もワン大臣、ツウ大臣フォー大臣、なんて言葉で笑えるんです。言葉の響きそのもののおもしろさを味わっているんですね。

    難しいこと!? を知ってしまったわたしは、その小難しいことのおもしろさに目がいってしまいます。大人には楽しめない楽しさを娘に教えてもらいました。

    投稿日:2006/04/04

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