舞台は「人工ペット」の研究所。
バーナバスをはじめ「失敗作」とされた生き物たちが閉じ込められています。これから作り直しをされるのです…。
イラストがとてもかわいいです。特に、仕草が愛くるしい。
でも、ベースを流れるテーマは深いです。
読んだ後、私は『ドクターモローの島』を思い浮かべ、子どもは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(3)』や『ジュラシック・ワールド(シリーズ)』を思い浮かべました。
だからといって、もう一つのテーマ「やれば、できるんだよ」が効いているので、お話が重たいわけではありません。
可愛くも、考えさせられる一冊でした。