私自身が子供の頃読み、心に残ってよく覚えている絵本です。それを自分が子供に読んでやる日がくるとは、本当に幸せなことです。
クリスマスの話で、サンタ・クロースやトナカイがでてくるのですが、それらがまったく押し付けがましくなく、本当に静かに話が進みます。トナカイの鈴の音以外は、誰も物音一つ立てていないかのようです。
個人的には、翌朝現れた白いロバの名前が「ゆきのじょおう」なのはちょっと興ざめなのですが(何だか競馬の馬の名前みたいで)・・・。
息子は、今はケガをしたトナカイの心配ばかりしていますが、もう少し経てば、友達が欲しいというロバの願いの意味が分かるかな、と楽しみです。