新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる
話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる

発達と障害を考える本(11) ふしぎだね!?てんかんのおともだち」 渡”邉恵’里’さんの声

発達と障害を考える本(11) ふしぎだね!?てんかんのおともだち 監修:原 仁
出版社:ミネルヴァ書房
税込価格:\1,980
発行日:2008年04月20日
ISBN:9784623051106
評価スコア 4
評価ランキング 32,416
みんなの声 総数 1
  • この絵本のレビューを書く
  • 小学生の2〜6年生の男女5人の学校生活で、発作が起きた時や薬の副作用などが原因でいろんな問題が起きる。先生や級友などと一緒にどうしてそうなるかを理解し、どうやったらうまくやって行けるかをさぐる。事例の漫画の後、てんかんの仕組みや気を付ける事などの概要が紹介される。巻末には参考資料・WEBサイトなども。

     知り合いのお子さんがてんかん、というので、どういう風になるのか興味をもった。てんかんの発作というと、体が痙攣して硬直する発作しか知らなかったが、この絵本を見て、発作にはいろんな出方があることを知った。もし、てんかんの発作の事を知らなかったら、学校や職場で誤解されるだろう。
    てんかんでなくても、薬を飲んだり、病院に行ったり、他の子と違う事をするとからかわれたり、いじめられたされがちだ。私は長年持病があるので、健常者から奇異な目で見られたり、病気の症状を「怠け」「言い訳」などと誤解されて迫害を受けた経験があるから、この絵本に出てくるてんかんの子の気持ちがよくわかる。
    でも、もし、自分が病気をせず、全く健康で、病気や障害の事を知らなかったら、きっと彼らを理解しようとせず酷い事を言うだろう。

    この絵本では、てんかんのいる子の教室全体が理解する努力をし、全員が好意的に受け取り、協力している。現実は、そううまくいかない事も多々ある(知り合いのお子さんは、いじめられていた)が、よい事例を目標に取り組む事は価値があるはずだと思う。
    てんかんを始め、全ての病気や障害について正しい理解が広まり、生活しやすい社会になって欲しい。

    投稿日:2020/04/09

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「発達と障害を考える本(11) ふしぎだね!?てんかんのおともだち」のみんなの声を見る

「発達と障害を考える本(11) ふしぎだね!?てんかんのおともだち」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

いないいないばあ / ぐりとぐら

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット