現代の子どもたちがなかなか聞くことのできない戦争のお話を体験者に取材した絵本。戦争末期の満州。ソ連との国境地帯に勤労動員に送られた中学生の谷口佶さんたち。なだれ込んできたソ連軍から逃げ切れず、着ていた服で軍人と間違われてしまう。
満州という場所で、中学校に通っていた少年は、どの様な体験をしたのだろうか。
体験者から語られる事実は、今の少年たちの想像の域を遥かに超えていて、現実感を伴わないけれど、語り継がなければいけない事実が、ここにあるのです。
つくづく平和の有り難みを感じました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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