あるところに、忙しすぎて魂をなくしてしまった男がいた。男は医師の助言にしたがい、迷子になった魂をじっと待つことにする。すると??。ノーベル文学賞作家トカルチュクが、コンセホのノスタルジックな絵とともに贈る、子どもたちと、忙しい大人たちのための、大切な魂のものがたり。2018年ボローニャ・ラガッツィ賞受賞作。
ノーベル文学賞受賞作家さん作の絵本としり、興味をひかれました。文章は長くはないのですが、その行間と印象深い絵の連なりによって、読みながら考えさせられました。奥深いです。独特の製本も驚きました。手元において、時折よみ返したいです。その時々、受け取るものも変わるような気がするので。大人のための絵本だと思います。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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