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頑固者で人づきあいの悪いアルムじいさんのもとに、あるひ、孫娘のハイジがやってきます。 アルプスの草花のように健やかなハイジは、たちまち人びとを魅了してしまいます。(C-5)
子どもの頃に読んだきりで、それもほとんど記憶から抜け落ちていて、
その後、外国で映画になったものを見たりしたハイジのお話を
再読しました。
日本のアニメ同様、この本もとてもわかりやすく、ユーモラスな場面もあり、楽しく読めます。
(上)では、夢遊病になり、ゼーゼマン氏のはからいで、山に返された
ハイジが、どんどんと元気を取り戻してゆくところで終わっています。
アルムの山で5歳からの3年間をのびのびと育ったアーデルハイトが
まっすぐな気持ちで周りの人やどうぶつと向き合ってゆく様子が丁寧に描かれています。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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