手紙を誰かに書く。手紙を郵便ポストへ入れる。郵便屋さんが手紙を届けてくれる。届いた手紙を読む。
こういったシーンが描かれる絵本はありますが、
手紙が主人公の絵本は、なかなかない気がします。
この絵本は、てがみぼうやをポストに入れるところから始まり、おばあちゃんの家へ着くところで終わります。
本を読んで、
「ポストに入ったら、こんな感じなんだ!」、
「手紙って、こうやって旅をして届くんだ!」、
「今日届いた手紙は、どんな旅をしたのかな?」
と、普段は見ることがないことへ思いをはせられます。
差出人だけでなく、手紙の配達に関わるすべての人に、「ありがとう」と言いたくなる絵本です。