「橋」についての子ども向け専門書。
橋のみで、子ども向けに1冊の本ができてしまうのが、
まずは驚きです。
そして内容も興味深い。
橋の歴史、橋の役割、橋の構造、橋の素材、
世界で一番長い橋、世界の個性的な橋などなどなど。
動物の皮でできていたり、浮いている橋があったり、
大人も知らなかったことがいっぱい。
屋根のついている橋は映画「マディソン郡の橋」にあったな、
なんて懐かしくなったり。
4歳(当時)の息子は、建築ものが大好き。
同シリーズの「トンネルをほる」とともに、
この本も大好きで、繰り返し読みました。
橋の名前を覚えたり、
鉄橋の三角形の部分、「トラス」なんて専門用語も覚え、
日常遣いしています。
子ども向け知識絵本にはなかなか珍しく、
さし絵がスタイリッシュなのも嬉しいです。
しかし、ただ、かっこいいだけではなく、
橋の構造などが正しく一目でわかるように、
かつシンプルに描かれている。
今は橋に特別興味がありません、
なんて人も、これ一冊で橋博士。
読めば納得のオススメの絵本です。