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ゆくえふめいのミルクやさん自信を持っておすすめしたい みんなの声

ゆくえふめいのミルクやさん 作・絵:ロジャー・デュボアザン
訳:山下 明生
出版社:童話館出版
税込価格:\1,540
発行日:1997年
ISBN:9784924938830
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,066
みんなの声 総数 10
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • たまには日常を脱出して

    毎日毎日ミルクやジュース、乳製品を奥様がたに届けるミルクやさんがいました。奥様がたとの会話はきまっていつも天気の事。そんなかわりばえのしない日常にうんざりしたミルクやさんはある日、ダックスフントのシルビアとともに配達用トラック(アメリアという可愛い名前がついてます)で町をとびだしてしまいます。ベリーをつんだり、湖で泳いだり、森での自由気ままな日々を楽しむミルクやさん。彼はもう町にはもどらないのでしょうか?
    現代を生きるサラリーマンに一番共感されそうなお話かもしれません。疲れてしまったとき、ちょっと日常を離れて、のんびりと時間にとらわれることなく過ごしたいと思うことがありますよね。犬のシルビアが可愛くて、文章もユーモラスで楽しくほのぼのできる、お気に入りの一冊です。

    投稿日:2006/10/14

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  • 日常の退屈さ、日常の大切さ

    街の牛乳屋さんが
    繰返す日常にうんざりしてエスケープしてしまうお話。

    エスケープ先ののんびりした描写が続き
    「この先どういうオチが待っているのか」と思っていると
    ある時、ふと我に返ったように
    牛乳屋さんの日常に戻っていくのです。
    また
    戻ってきた牛乳屋さんを
    街の人たちが、変わらずに受け入れることに驚き・・。
    そんな大胆な決断をしても
    また受け入れてもらえるんだ・・と・・。

    毎日毎日にうんざりして
    発作的に全部頬りだしたくなる気持ち、とても理解できます。
    でも
    本人にはうんざりして日常でも
    それを当てにして待っている人がいるのに
    それを放棄した行為は
    日本人の常識では、許されないことのような気がするけれど
    それでも理解をしめして
    やり直しができる世の中のほうが
    得てきた何かを生かし
    お互いもっと高みに行けるのではないかと・・そんな気がしました。

    きっと戻ってきた牛乳屋さんは
    お天気の話しかしない奥様方に
    ただのイエスマンじゃなくて
    もっと気の利いた、広がりのある話題を振ることができてるはず。

    それは、繰り返す日常を
    もっと豊かなものに変えたはずだと思います。

    投稿日:2021/02/05

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  • 現実にはなかなか難しいけれど

    同じことの繰返しの毎日にうんざりしたミルクやさんが、現実逃避して旅に出るお話。
    分かるなぁと思いました。
    今でもたまに思いますが、仕事をしていた頃は特に、逆方向の電車に乗ってあてもなくどこかに行きたいなぁなんて考えたりしてました。
    だけど、現実では妄想しておわりです。
    だからこんな風に本当に旅に出てしまったミルクやさんはすごい!絵本の中で夢をみせてもらった感じです。

    投稿日:2021/01/17

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  • その気持ちわかります

    毎日牛乳配達の繰返し、会う人毎に挨拶は天気のことばかり、時には気晴らししたくなるのもよく解ります。
    商売道具を持ってドロップアウトしてしまったミルクやさんの気持ちはよく解るのですが、気分転換していると日頃の仕事を思い出すのも当然かも知れません。
    行方不明だったとき、街のみんなが心配してくれて、自分が街の人気者だったミルクやさん。
    良かったですね。
    お巡りさんの行為も含め、とてもオシャレなお話でした。

    投稿日:2016/10/17

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  • 忙しい日常にちょっぴり疲れてしまったら

    5歳の次女と一緒に読みました。すると、なんだかとても懐かしいような気持ちに。たぶんちいさい頃読んだことがあるのだと思います。また再び出合えたことに感謝です。
    毎朝四時起きで、町じゅうに乳製品を配達している「ミルクやさん」。毎日毎日奥さんがたと天気のはなしをするのにうんざりしてしまって、ある朝、トラックにどっさり乳製品を積み込んだまま、配達には行かず、ドライブに出かけてしまいます。気の向くままにすすみ、やがて森の中の湖にたどり着きました。
    ちいさい頃、ミルクたっぷりのおいしそうな食べ物をたくさん食べることができる「ミルクやさん」がとてもうらやましく思ったことを思い出しました。
    大人になって読むと、ミルクやさんが日常から逃げ出してのんびりしたくなる気持ちがよくわかります。そして自分を待ってくれている場所へ帰る安心感も。
    忙しい日常にちょっぴり疲れてしまった大人も癒される絵本かなと思います。

    投稿日:2012/10/26

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  • 仕事に疲れた大人たちに

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    デュボザンの作品って、動物が主人公のものがとても多いのですが、この絵本で動物たちは脇役です。

    主人公のミルクやさんはどこにでもいそうな愛想のいいミルクやさんで、はじめのうちは自分の仕事を楽しんでいるように見えました。
    でも、人間ですから、毎日毎日同じことを繰り返していると、気持ちがまいってしまったりするんですね。

    ミルクやさんの絵本は原作が1967年に発表されていますが、当時は仕事によるストレスで会社を休んだりって、あまり一般的でなかったと思います。
    そんな中で、コインのお告げに従い、気の向くままに森へいったミルクやさんの行動力に逆に感服しました。
    また、行方不明になったミルクやさんを心配するお客さんたちや上司たちがいる環境もいいなぁと、思いました。

    子どもたちに読んでも、きっと楽しんで聞いてくれると思いますが、むしろ、仕事に疲れた大人たちに一服の清涼剤として読んであげたいな〜と、思う1冊でした。

    投稿日:2010/03/08

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