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おりこうねこ自信を持っておすすめしたい みんなの声

おりこうねこ 作・絵:ピーター・コリントン
訳:いずむら まり
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2000年12月
ISBN:9784198612924
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,515
みんなの声 総数 23
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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15件見つかりました

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  • 最期はクスッと笑える物語です

    始めのうちは「うんうん、それは助かる、そうだよね〜」と、猫が自分でそんなことまでやってくれたらどんなに良いだろうと人間目線で読んでいたのですが、猫が一転可哀想な状況になってくると、今度は猫目線になり、また少し祈るような気持ちで読んでいました。

    猫としての本当に「お利口」な姿とは?改めて気づけたときの安堵感、ほっこり感が素敵です。途中で登場してくる猫たちも可愛らしいです、笑。

    また、この絵本が伝えてくれることは、今の世の中を生真面目に生き過ぎる人にとっても大いに助けになるのではと思い、個人的には非常に勉強になりました。大人が読んでも楽しく、為になる絵本だと思います。ありがとうございました。

    投稿日:2022/04/04

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  • しましまのねこ 飼い主たちも忙しいのはわかるけれども
    ネコを飼ったからにはえさはきちんとあげてよね

    おくさんがやっとエサをくれましたが・・・・
    しまいに自分で缶切りで開けて食べるなんて 笑えました
    ファンタジー
    しかも おくさんはカードと鍵わたして・・・・なんて
    カード使いすぎるからと 働いて返しなさい
    なんだかおもしろいな〜 この夫婦
    しましまねこも とうとう 他のネコのように  居眠りするのが 「やっとりこうになったね」だって・・・・ なんだか何が ねこにとっておりこうなのか?
    人間がねこやいぬのペットを飼うとはどういうことなのか考えさせられますね
    でも おかしなお話しに 笑えました

    投稿日:2022/02/27

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  • いくらお利口だからって、ここまでさせていいもんかいな!

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    と一人突っ込みながら読みました。最高に面白い絵本です。ここまで人生、いや、猫生を謳歌している猫もなかなかいないのではないでしょうか。しかし、色んな事が出来るようになったらなったで…もう、笑いが止まりません。笑

    投稿日:2015/03/26

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  • シマシマさんの悟り!

    鍵?を手首に掛けて
    キャットフードを2缶持って
    二足歩行で
    背筋伸ばして歩いてる猫さん

    「きょうの猫村さん」を思い出してしまい
    くすっと笑ってしまいました

    「おりこう」・・・何が?
    自主的になったから?
    ただ単に、飼い主達が世話をしなくて
    済むから???

    この飼い主たちったら
    なんて、ひどいんでしょ・・・

    自主的になったシマシマは
    どんどん人間らしく!?なってきます
    「お金」の価値と怖さを知らずに!!
    「楽しさ」の裏側にある
    「お金を得る」ための「労働」の大変さ

    それを体感します
    その様子といったら
    リアルです
    姿勢といい、毛並みまで悪く見えるし
    目のしたのたるみ・・・かわいそう・・・
    叱られてる姿、泣いている姿も
    かわいそう過ぎます

    そして、シマシマは「悟る」のです
    なんとも
    ぐ〜たらに見えていた
    猫達は
    とっくに悟っていたのね!?

    人間風刺ですかね

    息子に勧めてみようっと!

    投稿日:2014/03/19

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  • かしこい猫はよく眠る

    分別があって、知恵があって、人間と同じことができるねこのシマシマ。
    人並みに扱われて、あれこれを自分でやってみたけれど、結構人間社会は厳しいようです。
    得意そうな姿も、仕事で疲れて、寝坊して、首になっても相手にしてくれない家族の前でしょんぼりしてしまいました。
    シマシマは人間社会のストレスを痛感したのでした。
    町で寝そべっているねこたちの仲間入りしたシマシマ。
    どちらがりこうなねこなのでしょう。
    くっきりした絵で楽しめるお話ですが、シニカルさ満点です。

    投稿日:2011/08/20

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  • ねこはやっぱり。

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    人間ばりになんでもやってのけるねこなんて、いたらおもしろいかもしれないけど、ねこが人間のような生活をしたところで、本当に幸せなんだろうか?そんな疑問を解決してくれるかもしれない絵本。
    クレジットカードを使ったり、レストランでアルバイトをしたりと、びっくりぎょうてんなふるまいのねこに、唖然としてしまいます。それに、そんなねこに対する飼い主たちの態度にもおどろき。人間のエゴがはっきりと表れていて、絵本のなかの人間のふりをみて、自分も見直さなきゃなあと思いました。

    投稿日:2011/07/12

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  • このシニカルな笑いを解せるのは、高学年

     「聖なる夜に」でコリントンさんの世界に魅了され、この作品を捜し借りてきました。
     12歳の息子にとって、ちょうど良い年頃に出会えた作品だと思います。

     毎日多忙な飼い主におざなりにされ、餌を待ち続ける事に嫌気がさした猫のシマシマ。
     意を決して、自らキャットフードの缶を開け食べ始めたら、家族はシマシマの能力を「おりこうね」と賞賛し、家の鍵の開け閉め・ATMでお金を下ろさせ・果ては買い物までさせる調子の乗りよう。
     シマシマのささやかな余暇を過ごす様子に「可愛い〜」と見つめていたら、なんと外へ働きに出ろ!という飼い主。
     もう、ここで呆れながら笑わずに入られませんでした。

     さて、人間顔負けの働きぶりの“おりこうなシマシマ”のお利巧な解決の仕方に参りました。

     「よくできてるお話だなぁ〜」と、息子が感嘆の声をあげていました。
     このシニカルな笑いを解せるのは、やはり高学年からかなと思います。

     とにかく綿密に練り上げられた愉快なストーリーでした。
     シマシマも可愛らしさを削ぎ落としたようなキャラクターで、このお話の中で生かされていると思いました。

    投稿日:2011/02/19

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  • 『アルジャーノンに花束を』、知ってます?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    この絵本を読んだとき、あぁ同じような感覚だ〜と、思い出したのが『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キース作)でした。
    あまりにも有名なので知っている方も多いと思いますが、
    『アルジャーノン…』では、ある1匹のねずみ「アルジャーノン」とチャーリーという人間を実験体として、
    どんな知能が低い人でも天才にできる薬!を投与され、
    その天才になっていく過程(いきなり天才になるわけでない)と、
    元々の脳がその薬に対応しきれなくなって、
    急速に機能が衰えていく過程を主人公・チャーリーになり変って、作者:ダニエル・キースが、その素晴らしい文章で表現してくれたお話(フィクション)です。

    この「おりこうねこ」は、自力で天才的な力を発揮します。
    ホントにとてもおりこうになるのですが、
    この絵本を読むと、「りこう」の解釈も色々あるのだな〜と、ニヤリとしてしまいました。

    さて、この絵本の作者ハリーター・コリントんですが、コリントンの作品にしては、きちんと文章があるに驚きました。
    ちなみに今まで読んだコリントン作品には、ほとんど文章がなく、すべて絵で魅せてくれるものが多かったです。
    受け取る側はいろいろありますが、子どもたちに読むとしたら、小学校低学年から高学年くらいのお子さんにいかがでしょうか?

    投稿日:2011/01/05

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  • 気楽がいちばん!

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子10歳、男の子8歳

    面白いお話でした!

    だって、ねこがキャッシュカードを持ってお金を下ろしたり、仕事をしたりするのですから!
    しかも、絵がすごくリアルだから尚更現実味を帯びて、こんなねこが本当にいるのかと思ってしまうくらい。

    でも、最後には結局元に戻ってしまうんです。

    そりゃそうでしょ。

    自分であくせく働いて、ご飯を自分で食べるのも良いけれど、やっぱりねこはねこらしく、一日中何もしないで、寝たいときに寝て、散歩したい時に散歩して、そのうち出てくるご飯を待つほうが、どれだけ気楽かわからないですよね(笑)。

    投稿日:2010/11/12

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  • 猫好きにはたまらない1冊

    猫の表情がなんとも言えない。猫好きにはたまらない1冊です。
    忙しくてなかなかご飯の準備すらしてくれない飼い主のわきで、待って待って待って待ちわびる猫のシマシマ。ある日そんな状況にもう我慢できなくなったシマシマのとった行動は...。
    鍵をかける猫、キャッシュカードでお金をおろし、缶詰を買い、レストランに出かけ、映画を見る猫。すばらしき毎日がやってきたかと思ったけれど、それもつかの間でした。かしこかったばかりに追い詰められていく猫のシマシマ。そのやつれた姿もなんだかユーモラスでかわいくて、ほんとたまらない。私の大好きな1冊になりました。
    それで、小学5年生の読み聞かせに利用させてもらったんだけど、猫の表情まで見るには少し絵が細かすぎたかな?このちょっとシュールなお話の内容が理解できたかどうかもちょっと微妙でした。むしろ、子どもにというよりも、大人むけのお話かなと思います。

    投稿日:2010/06/01

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