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わすれられないクリスマス」 みんなの声

わすれられないクリスマス 作:マウリ・クンナス
訳:いながきみはる
出版社:猫の言葉社
税込価格:\1,980
発行日:2008年10月20日
ISBN:9784904196014
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,535
みんなの声 総数 6
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  • ゲームやスマートフォンなど便利なものが当たり前のように溢れかえる世の中、「子どもは子どもらしくあってほしい」と思っている親は多いと思います。
    「けどそう思うのも親のエゴ?」「子どもを尊重しなくては!」とグルグル考えてしまい、ついつい子どもが喜ぶゲームやおもちゃばかり与えてしまったり。

    そんな親にも子どもにも、全ての子育て世代に読んでもらいたい絵本です。
    楽しい絵とともにじつは大事なことが全てかかれているからです。

    物語はこう始まります。
    「ねえ、クリスマスって一年でいちばん楽しいと思わない?
    クッキーをやいたり、モミの木をかざったり、それに、プレゼントをあげたり、もらったりするんだもの。
    だけど、なんでももっている人にプレゼントするのは、とてもむずかしいよね。ぼくたちの町タッスラでは、
    クリスマスに
    ふしぎなことがあったんだ・・・。」
    このうつくしい言葉とファーストカットの次に、「わすれられないクリスマス マウリ・クンナス 作」というタイトルのページ。映画のように絵本は始まります。
    お金持ちでなにをもらってももう喜ばないオンニ、ドラキュラ家のオットとロッタなど街の仲間たち、そして、ぐっすりメーメさん!が迎えるこの年のクリスマス。
    いったいなにがおこるのでしょう?
    そして、どんなに便利で最新のかっこいいものをもらっても嬉しくなかったオンニが一番喜んだ最高のクリスマスプレゼントとは?
    実際に読んで確かめてみてください。

    私がとくに好きなのは中盤のぐっすりメーメさんが登場するシーン。
    クリスマスの夜中の静けさと寒さが伝わってくるかのようです。子どもの頃、みんなが寝静まったクリスマスの真夜中に降る雪を想像しただけでわくわくしたことを思い出しました。
    ぐっすりメーメさん未読の方も、メーメさんファンも楽しめる一冊であり、合理主義の世の中を一蹴するこの本を、全ての子どもと大人に自信を持ってすすめたいです。

    ちなみに、私が今日読み聞かせた7歳の女の子は、「ぜったいに最後のプレゼントが一番いい!」と言っていました。
    わくわくドキドキが詰まった「わすれられないクリスマス」、読んでみてください。今年もクリスマスが楽しみになります。

    投稿日:2012/11/20

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  • ほっこりする

    • スキャリーさん
    • 40代
    • せんせい
    • 神奈川県
    • 女の子17歳、女の子12歳

     パパもママもマウリが大好き。だけど、プレゼントのセンスは少しズレていて、またそこがクスッと笑えます。いろいろつっこみたいところ満載です。
     そこに、あのぐっすりメーメーさんも加わって、思いがけない展開に楽しくて、ほっこりしてしまいました。
     細かく描かれた手書きの温かみのある、絵も、動物達のおおらかな感じも、楽しそうな雰囲気が伝わって来ます。

     ぐっすりメーメーさん探しも楽しくて、シリーズで読みたくなりました。

    投稿日:2021/06/13

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  • 素敵なクリスマス

    「ぐっすりメーメさんシリーズ」にはまり中の5歳長女に読みました。

    今回はオンニというお金持ちのぼっちゃん中心のお話ですが、とっても良かったです。何でも買ってあげるオンニのパパとママ。でもそんなにオンニは興味もなく…。子供の喜ぶものってお金で買えない経験だったり、環境だったりなんですよね。お金があれば心が満たされるわけじゃないことをわかりやすく教えてくれる絵本です。親として考えさせられると同時に、オンニの心はまっすぐに育っていたのだなとうれしくなりました。

    投稿日:2013/11/07

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  • ここでもメーメさん大活躍!

    同じ作者のクリスマス絵本、『サンタクロースと小人たち』はよく知られていますが、こちらも楽しいお話です。
    トラック2台分のクリスマスプレゼントをもらっても全くうれしくない社長のひとり息子オンニに、ちょっとした手違いで、不思議なプレゼントが届きます。そこに登場するのが、我が家で大人気のぐっすりメーメさん。メーメさんの大活躍に、サンタさんもビックリです。
    我が家の子どもたちは、この作者の細かく描かれたユニークな挿絵が大好き。ページの中にひょっこりと現れるぐっすりメーメさんを探したり、まっくろくろすけのような人物(くものへイッキ?)を見つけて喜んでいます。
    マウリ・クンナスさんの絵本は遊び心が満載で、一度きりでなく何度も何度も楽しめて、本当に大好きです。

    投稿日:2012/12/06

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  • 絵が外国な感じでかわいい!

    オンニはホントはおもちゃなんか欲しくなくて何かを作ったりじたかったので、両親のプレゼントを喜んでませんでした。その時の顔がとってもふてぶてしくて笑っちゃいました。うちの子はとっても羨ましがってました。だって、トラック二台に山盛りのプレゼントをもらっていたからです。

    投稿日:2011/12/11

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  • わくわくする気持ち♪

    物がありすぎて何にも興味を持てないオンニ。
    父親はどんどん物を与え、母親はかいがいしく世話をやく。
    ここまで徹底した過保護ぶりは、もう笑うしかないでしょう。

    そんなクリスマスの晩に不思議な事がおこります。
    「パパ、ママ〜このプレゼント、さいこうだね」
    オンニが心から喜んだプレゼントとはいったい何だったのでしょう。

    オンニがお話の前半とは変わって、
    いきいきと楽しそうに遊ぶ姿方がとっても印象的です。
    オンニに届いたのは子どもらしい、わくわくする気持ではないかしら。

    投稿日:2009/11/18

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