「ことばのえほん1 ぴよぴよ」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

オノマトペのこと、この絵本を読んだときに初めて知りました。
子どもをひきつける音の表現があるのですね。
ひよこのぴよぴよに始まり、犬のわんわん、人が飲み物を飲むときのごくごくという音など、身近な音がたくさんおさめられています。
大人にとっては当たり前でも子どもにとっては初めて聞く音。おもしろいでしょうね。
何度も何度も読んでいました。

ひよこちゃんがピヨピヨとお散歩に行き、
いろんな物を見て聞いて大冒険です。
とても小さい低い視点から見るその世界には興味津々でしょうね。
わが子たちのお散歩を重なって微笑ましいきもちになりました。
音の表現もさすが
谷川俊太郎さんと感じる素敵な響きです。

まだ言葉の出ない時期から、何度も何度も読んであげるといいと思う絵本です。
「ぴよぴよ」「こけこっこう」「わん　わん」「むしゃ　むしゃ」
って孫は言ってました。「こけこっこう」は、違う絵本から覚えたのですが、この絵本は擬音語が集まって理解しやすいシンプルな絵本だから
赤ちゃんから読み続けるといい絵本だなあって思いました。
ひよこちゃんの冒険の旅のストーリーも身近な出来事でいいと思います。おかあさんのところへ無事に帰れることができてほっとしました。
ひよこちゃんの足跡がとても印象に残る絵でした！

堀内誠一さんの作品だったのでこの絵本を選びました。カラフルな色が多用してあるので娘もとても興味を示し聞いてくれました。”ぴよぴよ”と繰り返し登場する言葉も気に入ったようで、自分でも繰り返していました。私は主人公がどんな危険にも負けずに愛する家族のもとへと変える姿に感動しました。太い線で大胆に描かれていたのも良かったです。