「ちいさなあめふりぐも」 大人が読んだ みんなの声

せなけいこさんは　貼り絵で　ねこたちが　楽しく遊んでいるところに・・・・・

あめふりぐもを　登場させて　ねこたちを困らせます
ねこたちの顔の表情が楽しい

ねこたちも　てるてるぼうずを　しっぽにつけて　魚釣り
なんともおもしろく　かわいいねこたちに笑えます

雨雲が追いかけてくるんで・・　
ねこたちは退治しようと水鉄砲でやってけた！

おてんきぐも　なら　みんな安心？　あれ　雨雲になることもあるよ

私は　青空に　白い雲を見るのが大好きです
くもも　いろんな雲がありますね
秋の雲かな？　いわしぐも　うろこぐこ　
入道雲はモクモクとおもしろい　　
あまぐもさんのかわいいお話ですよ

ゾウのフィレモンシワシワは、哲学者であり賢者です。
いつも何か大切なもののことを考えているので、誰にどう思われても、気にしていませんでした。
でも、ハエたちは違いました。
ハエたちは、自分たちはとても偉いと思っていました。
世界で最も重要な生き物であると信じ、他の生き物たちが自分たちをあがめないことを不満に思っていました。

読み進めれば読み進めるほど、フィレモンシワシワとハエたちとの器の大きさの違いが明らかになっていきます。
フィレモンシワシワにもなると器が大きすぎて、ハエたちに攻撃されていることにすら気付かないようです。
あっぱれだと思います。

この絵本は、お子さんにというよりも大人にこそ読んでもらいたい絵本です。

ちいさなあめふりぐもは、好奇心いっぱいで
地上の楽しそうな猫たちとお友達になりたいようですが
ねこの方は、楽しい時間に雨に邪魔されるので
あめふり雲をよく思っていません。
あめふり雲はかわいそう。
でも猫たちの作戦であめふり雲は
ちいさなおてんきぐもに。
雲の子供の顔、猫たちの様子が生き生きとしています。

子ねこが三匹で遊んでいます。
何をやっているんだろうと近づいたあめふり雲…
好奇心で近づいたのに、雨を降らせてしまって大迷惑。
逃げられても、また近づいてしまう困った雲さんです。

せなけいこさんの『切り絵』で作られるかわいい世界。ねこさんたちの表情、身体の動き、そして模様等、ここまで表現できるのかと、その技術の高さに驚かされます。
雲とねこさんのかかわり方にも、深い意味がありそうです。子どもから大人まで、それぞれの立場で、いろいろなことを考えることができると思います。

あめふりぐもが，仲間に入りたくて
ねこちゃんたちの前に現れるのでですが，
雨をふらすからって，逃げられちゃうんです。
雨だって，とても大切なものなので，
仲良く，仲良く！！って
思っちゃいました。

最後は，あめふりぐもがおてんきぐもに
変わり，なんとか，なかよしになりました♪

私は，あめふりぐもも，大切にしたいなって
思いましたが，みなさんはいかがでしょうか？？

ママたちに人気のあるせなけいこさんの絵本です
切り絵でこんなにもねこちゃんの表情が出せることに本当に感動してしまいます
今回はあめふりぐもさんの表情も、悲しさや笑顔までもが細かくて、心情が伝わってきます
最後の子猫の列は圧巻です！器用ですねホントに