3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。やっぱり子どもってパン屋さんが好きですよね。そのパン屋さんの様子が絵本になったので読んでやったのですが、パン屋さんの大変さがわかると同時に親子でパン屋さんにあこがれてしまいました。
朝3時から朝食用にと買いにくるお客さんのためにパンを作りにお父さんが出かけるところからストーリーは始まります。それがひと段落すると、お母さんが作ってくれた朝ごはんのお弁当を食べ、次はお昼を買いに来るお客さんのために・・・。補充のためにも常にパンを焼き続けますし、また新しいパンも作って試食。忙しい様子が綴られています。
でも、その中にも家族で協力してがんばっている様子があり、子ども達もそんなパパに憧れ、こちらにも伝わってきます。丁寧なストーリー展開ときれいなイラストで、パン屋さんをやってみたいかも・・・と思わせます。息子も焼きたてパンの匂いが漂ってくるようで、嬉しそうですし、パン屋さんになりたい!と。そんな夢を与えてくれる一冊ですね。