「ばけれんぼ」 大人が読んだ みんなの声

かなり面白かったです。
みちおくんが、学校の帰りに声をかけられて、かくれんぼに参加してしまいましたが、この子達とてもひとなつこいし、みちおくんが冷や汗かきながらも、しっかり鬼をやっているのが面白いです。
上手く見つけられるなあ、今会ったばっかりなのにねえ。
この絵本は、サービス満点で、町のあちこちのいろんなものを見てゆくと面白いですね。
特に、ばけれんぼをしているときの、店の前のお墓は、優しさを感じたりします。
なかなかみつからなかった最後のひとり、こんなとこにいたんだあ！

でも探さなきゃ！と思うみちおくんの責任感！半ば強制的に仲間に入れられた感じのかくれんぼだったって言うのに…。商店街が細かい所までちゃんと書かれていて楽しかったです。それよりおばけ一人家に連れて帰っちゃって大丈夫なんでしょうか？笑

とてもとても不思議なお話です！
アニメーションにしても、面白そうだなあと思いました。

目を閉じてあけたら、異世界へワープしていたという展開がとても好き。
異世界の色合いが絶妙で、
自分自身も摩訶不思議な世界に入り込んでしまったように感じました。

空の色も不気味で、なんだかドキドキ。

電柱や店先の貼り紙まで凝っているので、見ていて楽しいです。

最後のページを見て、「あれ？」
まだまだこれから 何かが起こりそうな終わり方に、とても惹かれました。

全頁試し読みでよみました。７歳の孫は先日行われた夏祭りでお化け屋敷を怖がっていたから、かくれんぼが大好きなんだけれど、妖怪のこどもたちを怖がるかなあって思いながら読みました。みちおくんは、妖怪の子供たちの名前を直ぐに覚えて感心しました。タコボー、もちたろう、ほしひめ、ドラちゃん、のっぺらりんとネーミングの面白さに笑えました。

学校の帰り道友達と別れて　　一人で歩いていたときの体験
なんと　おばけ達が　かくれんぼ　「なかまにはいらないか」と誘われて・・・・しかたなく　おにきめじゃんけんして　　　　ぐう　を出して鬼
おばけ達の名前を聞いて　　次々　見つけていくのですが・・・
ドラちゃんは見つかりません

もうかえるとみちおくんが言うと　　　「めをとじてごらん」
おや　もとにもどれた　　ふしぎな　ふしぎな　体験　　　
おやおや　　　ドラちゃんのゆくえは　ここがみそかな

帰り道におばけたちに声をかけられる人間の男の子みちおくん。
私は正直この立場だったらおばけは苦手なので勘弁願いたいです。
かくれんぼを楽しくしているようで悪いおばけではないようですが…。
みちおくんはけっこう度胸があるなーと思っていたのですが…みんなが人ではないとは気づいていない？
…それはそれですごいかも。