ちょうどたなばたの日だったので、小学校のおはなし会で読みました。
天の川の対岸に暮らす彦星と織姫の有名なお話です。
天の神さまの計らいで一緒になった二人ですが、
ついつい遊んでばかりでそれぞれの仕事を怠けたために、
また、対岸に引き離されてしまいます。
必死の懇願で、七夕の日にだけ会うことを許されたものの、
当日は折からの雨で川が増水、困ったところへカササギが助けてくれるのです。
紙芝居ですが、染め紙と切り紙の絵がそれはそれは美しく、
文章も素敵だったので、読みました。
一応舞台も用意したものの、七夕にはあいにくの雨で聞き手が多く、
舞台の使用はあきらめて、立った形での読み聞かせになりました。
子どもたちも知っていたストーリーだとは思いますが、
美しい絵に魅せられてか、しっかりと見入っていました。
紙芝居はやはり珍しいのか、おはなし会後は舞台などを興味しんしんで触りにきていました。