ダメダメスイカってどんな味なのか?とひねくれ者の私は思いながらてにした絵本。ごめんなさい、こんな私がダメダメでした。じいじに大きな丸ごと1個のスイカを届ける為に暑い中、必死に頑張って歩くたっくん。途中、しげみから狸が現れ、あの手この手でスイカを食べようようと誘います。こんな誘惑って、子供でも大人でもあるものですよねー。
だから面白いんですね、このお話は。そして、じいじの家の縁側でスイカにかぶりつこうとしたその時、ふっとたっくんの頭の中に、さっきであった狸が浮かんで・・・何とも暖かい気持ちになれて、最後にはふうっと笑顔になれること間違いなしです。あっと言い忘れましたが、スイカも食べたくなること間違いなしです。6歳の息子は、スイカの種やその周りにいるアリを探すのもおもしろがっていました。