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ダンゴムシの親子 まるちゃん、たびにでる」 渡”邉恵’里’さんの声

ダンゴムシの親子 まるちゃん、たびにでる 作:麻生かづこ
写真:新開 孝
出版社:旺文社
税込価格:\2,420
発行日:2007年11月
ISBN:9784010710883
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 6
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  • 【あらすじ】
    ダンゴムシのお母さんから、こどものダンゴムシが生まれる。兄弟は50匹。そのひとり、まるちゃんが脱皮をし、葉っぱを食べ、アリと出会い、あちこち冒険をしてすくすく育つ過程を観察する。

    【感想】
    昆虫の写真を、どやって撮影したか不思議。素敵な写真が多くて、ダンゴムシがすっかり大好きになってしまいました。知り合いのお嬢さんも、子どもの頃からダンゴムシファンだとか。ダンゴムシは年齢や性別を超えて、みんなに愛される存在なのでしょう。

    初めてのおつかいのように、ちょっとした冒険のようになっているので、ダンゴムシの感情移入しながら読み進められます。ダンゴムシなのに、下町の長屋の子だくさんの家庭の物語みたいな感じがして、たのしく、温かな気持ちになれる作品です。文章もかわいらしく、物語になっているので、しぜんに生き物に親しみを持てる仕組みになっていますね。ほほえましい物語です。

    昆虫があまり好きではない人でも、ダンゴムシだけは大丈夫になれそう?!
    ダンゴムシは、いたって平和な昆虫で、葉っぱや動物の死骸などを食べ、適当にのんびり暮らしているようです。本当はもっと厳しい現実があるのかもしれないのですが、これを見ていると、ガツガツとよその生き物を殺して食べている様子もなく、平和で温かい環境で、仲良く暮らす事の幸せさが伝わってきます。

    子どもの頃に、どこかの石をひっくりかえしてダンゴムシを見つけたことや、宮崎駿のアニメ「風の谷のナウシカ」を思い出したり、いろいろな思い出がよみがえってきました。大人になってこんなにほっこりする時間がすごせるとは…素敵です。

    投稿日:2017/04/27

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