スギヤマカナヨさんの作品は今までも出会っていたのに、
この作品を読んで初めて「この作者、すごい!どんな人なのかな」と、いろいろ調べちゃいました。
調べてみたら、結構好きな作品も描いていらっしゃいました。
監修の畠山さんは植林活動家としては有名な方らしく、いくつかこの本のような作品を出していらっしゃるので、今度読んでみたいと思っています。
この本に描かれている内容を言葉で説明しようとすると、小難しくなりそうですが、かわいく擬人化されたマスコットのような「フルボ酸」(「フルボ鉄」)という栄養素と水(水滴)を案内役に、
それぞれの場所で生きている動物・虫、魚などを登場させ、
山に木を植えたことで、一見人の目には見えないところでこんなことが起きているんだと、わかりやすいプロセスで語ってくれています。
今の子どもたちは小学校5年生くらいで食物連鎖を習うようです。
知識として、「食物連鎖」があった方がこの本の内容がよりわかるかな〜と、思うので、
わたしは個人的に小学校高学年くらいのお子さんたちからお薦めしたいです。