物語の結末はある程度予測できるものが多いです。これと1つにしぼれなくても、いくつかのパターンを思い描いていると、たいていはそのどれかになります。でも、この話にはやられました。
起承転結の承で、いきなり終っている感じでした。読後は少々、欲求不満になってしまいます。そして、この話はいったいなにが言いたいのだろうと考え込んでしまうのです。人生何事も、良い方向に考えた方がよいということでしょうか?それとも、もともと拾った物だから期待してはいけないということ?
イギリス民話ということですので、イギリスの人にはこのお話の良さがわかるのでしょうね。