昔からある日本語の言葉遊びというのは、とてもリズムがいい言葉使いになっています。
その言葉遊びを取り入れ、おなじみのこぐまちゃんとしろくまちゃんが「さよなら さんかく またきて しかく」からどんどん言葉を連想していきます。
この絵本の魅力は、なんと言っても色鮮やかに描かれたイラスト。しろいもの・まるいもの・あかいもの・それぞれに当てはまるもので、子どもたちに馴染みの深い果物・自動車・クレヨン・花・動物などが、たくさん描かれています。娘はこの一つ一つを指差しながら、自分の理解できるものを私に教えてくれます。言葉が出始めのあかちゃんと一緒に読んだら、言葉のきっかけになるかもしれませんね。
また、この絵本を読むときは、リズム感よく文章を読んでいくと子どもも乗ってくるようです。体をゆすりながら自分の知っている言葉を一緒に口ずさみながら・・・。
こぐまちゃんシリーズの中でも、あかちゃんから楽しめる1冊と言えるでしょう。