クリスマスが過ぎてしまってから読みました。
真夜中の物語なのに、ページの地の色がオレンジ色と
いうのがとても不思議な感じがしました。
黒や藍、グレーじゃないのだなあって。
ただ、多くのページがそのオレンジと黒だけの色彩なので
(華やかなページには黄色も登場しまし)がちゃがちゃした
感じはまるでなく、シックです。
挿絵を描かれたベニ・モントレソールさんはイタリアの
舞台美術家出身ということですので、そういったデザインに
なったのかな?
12月、暖炉のそばでゆったりと読んだらあったかい気持ちに
なりそうです(家に暖炉ないですけれども)。