『Red Light, Green Light, Mama and Me』が原題。
一見ストーリーと関係なさそうですが、
主人公リジーがママと横断歩道を渡る時の歌、ということで、
リジーの嬉しい気持ちが伝わってきます。
そう、今日はママのお仕事のお手伝いをするので、一緒に出勤!なのです。
ママのお仕事とは、公共図書館の司書さん!
そのお仕事の素敵さが伝わってきます。
おはなし会や朗読会を担当しているのです。
そして、リジーも立派に、図書館のお仕事のお手伝いを成し遂げたのです。
リジーとママが黒人であること。
著者の自伝的作品でもあること。
ここに描かれたのは、多様な人種の人々がいるニューヨークの光景でしょうか。
「ママのおしごと、すてきだな!」と娘に尊敬されるママの姿が素敵です。
図書館の魅力もしっかり描かれていて嬉しくなりました。