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そうじきの なかの ボンボン

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ねえだっこして」 ジュンイチさんの声

ねえだっこして 作:竹下 文子
絵:田中 清代
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年05月
ISBN:9784323070407
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 84
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  • 二人目が生まれた時に読みたい

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    「ねえ だっこして」という題名から主人公は、あかちゃんかと思いきや、さにあらず。
    何と、ねえ だっこしてと言うのは、傍らにいる猫。
    ずっと、猫の目線で物語は進みます。

    読み続けると、猫は、もしかすると赤ちゃんのお兄ちゃん、お姉ちゃんの気持ちを代弁しているのではないか?
    と思えてきました。
    猫に語らせることにより、気持ちの部分だけを、鮮明に描写する効果を狙った気がするのです。

    最後は、以下の文で結んでいます。
    「だけど だけどさ
    わたし まってるから
    あとでで いいから 

    ねぇ おかあさん おかあさん
    ときどき わたしも だっこして

    すこしで いいから
    だっこして」
    心の琴線に触れる言葉です。

    きっと、遠慮がちなお兄ちゃん、お姉ちゃんが思っているであろう気持ちは、両親として気をつけないとならないこと。

    下のお子さんが生まれた頃に、読み聞かせをすると、親子で素直に感じることが出来る絵本としてオススメします。

    投稿日:2011/08/24

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