谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本
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絵本紹介
2021.11.25
出版社からの内容紹介
散歩中に出会ったブタさんの鼻の穴の中で休憩していたたまごにいちゃん。目が覚めたら、見たこともない場所です。家に帰ろうと思ってもどこへ向かえばいいかわかりません。…ぼく、まいごになっちゃったの? たまごにいちゃん大ピンチ! ところが偶然出会ったのは近くに住んでたはずの仲間たち。どうしてここに? と思いながらも、あれよあれよと帰路は想像を絶するニワトリ飛行に! これには、たまごにいちゃんのたまごの殻もふっ飛びそうです。ちょっぴりスケールの大きなたまごにいちゃんのお話を親子でお楽しみください。いつか羽ばたく日のために…。それにしてもブタさんの移動距離にはびっくりですね。
この書籍を作った人
1964年東京生まれ。東京芸術大学デザイン科卒業。「ふしぎなカーニバル」(講談社刊)で講談社絵本新人賞、「はやくねてよ」(岩崎書店刊)で日本絵本大賞受賞。NHKでおなじみのアニメ「パンツぱんくろう」の作者。「まめうし」シリーズ(PHP研究所)、「たまごにいちゃん」シリーズ(鈴木出版)、「へんしん」シリーズ(金の星社)など絵本作品多数。全国各地で開催する絵本ライブも人気を博しています。
シリーズ新刊です。
たまごにいちゃん、迷子になっちゃいます。見知らぬ地にひとりぼっちなんて、大人でも不安になりますから、たまごにいちゃんはどれだけ心細かったか。幸いにも友達と帰り着くことができるわけですが、最後の心境の変化、そして裏表紙!最後のイラスト!なかなか衝撃的ですね。遂に殻破っちゃった!?今後の展開が楽しみになります。
(lunaさん 30代 ママ)
たまごにいちゃんシリーズ、ちょっと臆病な娘がお気に入りです。
たまごにいちゃんの、もう身体は大きくなってきたし殻は狭いけれど、でも殻を破るのはちょっと怖い心境って、ちょうど幼児にハマるのかもしれません。入園など親と離れる時間が出来、ちょっと背伸びして頑張る、でも本当は怖い…みたいな、そんな自分と重なるのかなと思いました。
たまごにいちゃん的には大冒険でしたよね。
(じゃすさん 30代 ママ)
ブタさんの鼻の穴でお昼寝をしていたたまご兄ちゃんが、想像以上に遠くに来てしまい、困ってしまうお話でした。
「たまご兄ちゃんは、無事に帰れるのかな?」と、娘も息子も心配そうに見守っていました。
この絵本は、裏表紙までみることがポイントだと思います。
おもしろかったです。
(さくらっこママさん 30代 ママ)
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