たつくんはお母さんの作ったドーナツをもっておばあちゃんの家にいく途中、公園の前で風船屋のおじさんに店番を頼まれました。そこにネコのシロや子イヌのムク、アヒルのガアコが次々やってきては、風船をほしがります。お店番だからあげられないというと、こんどは松かさやビー玉や羽をもって風船を買いにきました。「年中向き」の1986年7月号に続く「たつくん」の絵本2冊目です。(こどものとも374号)
たつくんがお母さんの作ったドーナツを持って、おばあちゃんの家に遊びに行く途中に、風船屋さんがいました。風船屋さんは突然忘れ物を思い出し、たつくんに店番を頼んで大急ぎで行ってしまいました!それから・・・・
私も小さい頃に駄菓子屋のおばちゃんに、トイレに行って来るからちょっとお店にいてね、という事があったので、子供の頃が懐かしくなり、また、危険な現代社会では絶対にありえない事に虚しく思います。
絵本はそれから・・・色々な動物が風船欲しいな〜とやってきます。動物達は自分の宝物と交換で風船をもらいます。たつくんあげちゃって大丈夫?と思うのですが、風船屋のおじさんは優しい方なので大丈夫でした♪
自分の宝物と交換も子供の頃にやっていた事を思い出し、我が子もやるのかしら、とちょっと嬉しくなりました。
娘は3歳なので、この絵本はまだ早いかな・・と思ったのですが、お話しの内容がしっかりしていて面白く、良く聞いていました。
西巻芽子さんの絵で作者は違うのですが、「はけたよはけたよ」という絵本があります。流石に「たつくんのおみせばん」と絵が似ている事と、この絵本の主人公もたつくんという事で(「たつくんのおみせばん」のたつくんより年下です)娘は「たつくん大きくなったね!」と言っています。 (よっよさん 30代・ママ 女の子3歳)
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