「平和を素手で守り得る人間」のためのことばを
戦後の児童文学評論の旗手であり、児童文学作家として活躍した古田足日さんは、昨年6月になくなりました。その1周忌に合わせて、古田さんを敬愛し、そのバトンを子どもたちのために受け継ごうとする人々44人が寄稿。
東京・東久留米の地域に根ざし、読書運動を励まし続けた古田さんの原点は、勇ましく美しいことばによって戦争へと駆り立てられ「軍国少年」として過ごした痛恨の戦争体験にありました。「子どもの本・九条の会」など、時代と社会を見据えた発言と行動は、戦後70年の今、多くの人たちの心に響くでしょう。
続きを読む