コロナショックで、世界恐慌、リーマン・ショック以来の経済危機に!?
歴史に学ぶ、「危機の乗り越え方」とは。
新型コロナウイルス拡大で、社会活動が低下し、消費が落ち込み、先の見えない事態となっている。
私たちの暮らしは、どうなってしまうのか。
1929年の「世界恐慌」、2008年の「リーマン・ショック」など、
歴史的な経済危機に執られた政策や、リーダーたちの振る舞い、その言葉から復興へのヒントを探る。
当時行われた、暮らしを守る経済復興と命を守る社会保障は、今の社会システムの基礎となるものもあった。
世界恐慌が舞台となっているミュージカル「アニー」など、
困難な状況を生き抜く人々を描いた小説や舞台からは、格差や分断を越えて、
運命を切り開く人間の力強さや、互いをいたわる慈しみを知ることができる。
今こそ、「危機の歴史」を知ることで、いたずらに怖がらず、冷静に対処するすべを学びたい。
生きる希望は歴史にあり!
【目次】
はじめに
・給付金一〇万円を使いましたか?
・景気はこれから一段と悪化へ
・医療従事者も追い詰められる
・日本の「未来」がやってきた
・指導者はどう振舞うべきか
・政府の対策は透明性に欠けている
第1章 世界恐慌からコロナショックを考える
第2章 ルーズベルトから学ぶ、危機への対策
第3章 昭和恐慌に日本はどう立ち向かったか
第4章 オイルショック、リーマン・ショックという苦い経験
第5章 危機の時代のリーダーとは――
メルケル首相の言葉の背後に見えるもの
第6章 コロナ時代の「新しい生活様式」を考える
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