チンギス=ハンとその後継者に率いられたモンゴルの遊牧民が、広大なユーラシアの大地を駆け巡った時代です。モンゴルは東アジアでは金と南宋を滅ぼして元を建て、西アジアではアッバース朝カリフ政権を滅ぼし、イル=ハン国を樹立しました。モンゴル治下の整備された交通路を通って、さまざまな人やモノが行き交いました。一方、ローマ教皇の提唱による十字軍が中東でムスリムと激しく戦ったのもこの頃です。
【目次】
もしも遠征の指導者たちがレストランで出会ったなら…!?
第1章 チンギス=ハンとモンゴル帝国
第2章 ユーラシア大陸の東西文化の交流
第3章 ムスリム諸政権の興亡
第4章 十字軍と中世都市
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