★ 全国の合戦の戦術や背景をわかりやすく解説。
★ 時間経過や戦の影響など、
時代の象徴である戦いを見てみよう。
★ 名将、勇将、智将……。
群雄割拠を駆け抜けた各将を、
活躍年表や人物関係などから詳しく紹介。
★ 時代の成り立ち、
暮らしと文化、武将検定など、
もっと深めるための情報も掲載。
◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆
戦国時代って、案外好き嫌いがあって、
大好きな人はキャラクターが豊富でおもしろいというし、
嫌いという人は登場人物が多過ぎて
覚えるのが大変といいます。
日本史をふり返ると、
幕末の人間群像に興味をひかれる人が多いし、
坂本龍馬、高杉晋作、西郷隆盛、勝海舟、大久保利通など、
キラ星のような魅力一杯の人たちが、
数多く日本史の舞台に登場します。
同様に調べていくと戦国時代も幕末に劣らずというか、
むしろそれ以上に登場する人たちが多く、
そのひとりひとりの人生をひもといていくと
魅力一杯の人たちが実に多くいることに気づかされます。
戦国武将というと、
どうしても勇猛果敢に戦場へ赴いた武将たちに
心を奪われがちですが、
たとえば名言が残されている武将、
城下町作りや文化面で貢献した武将、
勇猛果敢な有名武将のちょっとしたエピソード、
ある出来事をなした武将、
あまり有名ではないけど、
ファンの多い武将というように、
まさに十人十色といってもいいほど、
魅力あふれる武将が数多くます。
それぞれが、あの重そうな鎧に身を包み、
家族を思い、一族を後世に残すために
知恵や知略をめぐらせています。
勿論、武士である以上は、涙をのみ、
そして耐えて御頭様のいわれるままに命を捧げ、
赴きたくない戦場へ出陣しなければなりません。
この本は、歴史に学ぶビジネスノウハウ本ではありません。
あくまでも、戦国武将が数多く登場する本ですから、
やはりそれぞれの武将の人となりが知れて、
その武将の魅力が感じられる一冊になることを願い
私たちは制作にあたりました。
確かに、信長、秀吉、家康には魅力があります。
でも、まだまだ魅力いっぱいの戦国武将が
たくさんいることも知ってもらいたいし、
この本が、そうした武将たちの再発見の一冊であったり、
道しるべの一冊になることを願っております。
両洋歴史研究会
◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆
☆第一章 戦国大名と戦国武将
☆第二章 天下統一へ
☆ 第三章 戦国の合戦
☆第四章 戦国時代とは
☆第五章 戦国時代の暮らしと文化
※ 本書は2010年発行『戦国時代』の内容の確認と一部必要な修正を行い、
書名・装丁を変更し再発行したものです。
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