目次より
第T章 児童心理臨床学総論 山中康裕
1節 心理臨床は精神医学の周辺ではない
2節 児童心理臨床の場における臨床家の役割
3節 児童を取り巻く状況の変化
4節 子どもの心身発達において留意しておくべきこと
5節 初回面接の大切さとアセスメント
6節 未来の子どもへのアプローチ―臨床と教育の接点
第U章 幼児期・児童期の発達障害 石川憲彦
1節 発達障害の概念をめぐって
2節 臨床上の具体的な問題
第V章 知的発達遅滞 山口 薫
1節 用語について
2節 精神遅滞の定義の変遷
3節 DSM−V−Rの定義と分類
4節 出現率
5節 心理的・行動的特性
6節 精神遅滞児の教育と心理学
7節 精神遅滞者の社会的参加・自立
8節 類型的研究
9節 脳損傷から学習障害へ
10節 精神遅滞から発達障害へ
第W章 自閉症とその周辺
第W−1章 自閉症―心理的側面 石井哲夫
1節 序説
2節 自閉症児への理解
3節 自閉症児への治療教育
第W−2章 自閉症―生物学的側面 中根 晃
1節 心理学的モデルから生物学的モデルへ
2節 自閉症の概念と診断基準
3節 医学的疾患としての自閉症
4節 生物学的研究の諸様相
5節 治療理念をめぐって
第X章 言語障害と言語治療 飯高京子・高須賀直人
1節 言語障害の臨床的分類
2節 言語障害の一般的臨床手順
3節 主な言語障害とその言語治療
第Y章 障害児の心理臨床
第Y−1章 ダウン症候群 山下 勲
1節 ダウン症(児)とその問題の諸相
2節 ダウン症児への支援・対応
3節 ワシントン大学モデルの特徴と実際および成果
第Y−2章 チックおよびトゥレット症候群 森谷寛之
1節 チックおよびトゥレット症候群の概要
2節 チックおよびトゥレット症候群の心理臨床
第Z章 身体運動障害児の心理臨床 成瀬悟策
1節 身体運動障害児
2節 動作活動と動作訓練
第[章 重度・重症心身障害 岡田喜篤
1節 重症心身障害児の概念
2節 重症心身障害児問題の変遷
3節 重症心身障書児福祉制度の特徴
4節 重症心身障害の病理
5節 重症児をめぐる動向と今後の展望
6節 重症児における心理臨床家の役割
第\章 老年期の心理臨床
第\−1章 老人の心の病 原田憲一
1節 脳の疾患によって正常の老年期精神発達が妨げられる場合
2節 老年期になって機能性精神障害におちいる場合
3節 老年期の人格障害
第W−2章 老年期の心理臨床 杉山善朗・竹川忠男
1節 高齢期における精神健康度と、高齢者の余命
2節 高齢者の精神健康の低下のいろいろな原因
3節 高齢者の心理的危機をもたらす条件と向老期の「生きがい」意識のつながり
第\−3章 臨床例 萱原道春
1節 老年期痴呆への心理療法的アプローチの意味
2節 事例
3節 総合的考察
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