根っこのついた生きた植物を寄せ集めてつくる『ブリコラージュフラワー』。ブリコラージュ(Bricolarge)とは、フランス語で「好きなものを寄せ集めて新しい物を作る」という意味。自分が好きな花とバスケットを選ぶ。花苗の土を手でほぐし、お気に入りのバスケットに植える。そして、自分の好きな色合いとイメージで、花を寄せていく。ブリコラージュフラワーの本質は、自分の〈こころ〉と向き合うというところにある。作品の美しさや技術だけを追求するものではない。〈こころ〉を大切にするということを伝えたく、著者が書き綴ってきたエッセイを中心に、季節の花を使った作品、ハウツーなどを一冊の本にまとめた。
■目次
ブリコラージュフラワー作品
第一章 ブリコラージュフラワー
土をほぐし、〈こころ〉がほぐされていく/大切にしているのは「好き!」という気持ち/ブリコラージュフラワーの誕生と〈ギャザリング〉/花は、ただそこに咲いているだけで美しい/野原を思わせるナチュラルスタイル、ほか
第二章 ブリコラージュフラワーの作り方
才能なんてない。あるのはひたむきな情熱だけ/器を選ぶ/植物を選ぶ/ブリコラージュフラワーを作る/道具について/ヤシの実チップと水苔について/バスケット/リース/マウントスタイル/壁掛けスタイル、多肉植物、観葉植物、ほか
第三章 花屋になる
花屋さんで働く/結婚してからも働ける店を作りたい/花苗を仕入れるのは難しい/花の仕入れができない/多肉植物との出会い/移動販売の花屋としてスタート/小さな花屋さんが続けていける仕組み/当たり前の花を特別に、ほか
第四章 アトリエ華もみじ
花のある自然で美しい暮らし/街の花屋さんの役割/花屋としてのあるべき姿/みんなが笑顔になれるプロジェクト/生産者さんを巡るバスツアー、ほか
ブリコラージュフラワーレッスン/全国のブリコラージュフラワーのお店
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