かぞえきれないほどの色がおどり、きらめく…光と水を愛した画家、モネが庭と歩んだ人生
まだ、人物画は光の調整がしやすい室内で描くのが普通だった100年前。光と色に魅せられた印象派の画家モネは、愛する家族に囲まれながら庭を育て、屋外にひろがる自然のうつろいを描きつづけました。白内障で視界がかすんでもなお光を探し、何度も同じ景色を描いて、変わりゆく光と色の気配をとらえようとしたモネの人生を、美しい言葉と絵でたどります。
◆2026年に没後100年を迎えるフランス印象派の巨匠、クロード・モネ。その幼少期から、白内障と戦った晩年、名画〈睡蓮〉の連作が生まれるまでの人生を、家族や庭との関わりを軸に、紹介します。
◆オランダのデン・ハーグ市美術館との共同制作。モネが親しみある言葉で自分の人生を語ります。すみずみまで丁寧に描き込まれたイラストでモネの世界観を存分に伝える、眺めているだけでも満足感が得られる絵本。小さなお子様が初めてアートにふれるきっかけとしても最適です。
◆日本語版だけの特別解説
全ページの時代背景/モネ年譜/訳者あとがき/〈睡蓮〉に会える美術館一覧付き
◆「モネがそこにいるみたい」
帯推薦文は評論家・編集者の山田五郎氏(美術を斬新な切り口で軽快に解説するインターネット番組『山田五郎 オトナの教養講座』の功績により第17回「伊丹十三賞」を受賞されたばかり)
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