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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

鏡からとびだした歯医者さん

鏡からとびだした歯医者さん

作: ジャンニ・ロダーリ
絵: 竹山のぼる
訳: 安藤美紀夫
出版社: 大日本図書 大日本図書の特集ページがあります!

税込価格: ¥968

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作品情報

発行日: 1986年12月
ISBN: 9784477163710

ベストレビュー

奇抜な発想でおもしろい

赤木かん子さんの本に、「もしもし…はなしちゅう」というロダーリ作品が紹介されていて興味を持ちました。

この本は、短編四話です。

表題作から読んでみました。

毎日鏡に向かってあかんべえをしている歯医者さん。鏡が怒って、鏡の中から歯医者さんのコピー人間が何人も出てきます。

奇抜な発想で、今までに読んだことがないタイプのお話で、読み聞かせしながら息子と笑ってしまいました。

「大きくならないテレジーン」は、戦争で父を失ったテレジーンの深い悲しみが伝わってきました。

大きくなりたくないと思ったテレジーンの背は伸びなくなります。そこで話が終わらないのが、ロダーリ。

奇想天外な展開で、そうきたかと思いました。平和への祈りが感じられました。

「ミダス王と山賊フィローネ」や「きこりになった王子」には、治世が混乱すると国民が迷惑することや、どんな治世が人にとって良いのかを思いました。

おもしろいだけでなく、風刺も効いていて、読ませます。

読み聞かせするなら低学年、一人読みするなら中学年からだと思いました。

国際アンデルセン賞作家ということですが、私自身読んだのは初めてです。

他のお話もあるようなので、引き続き読んでいきたい作家の一人になりました。

安藤美紀夫さんの訳も読みやすかったです。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子7歳)

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