夕方薄暗くなり始めると、妖怪たちの時間です。山や川、森から出てきて、続々と山奥の野原に向かう妖怪たち。70を超える妖怪たちは、夜通し大騒ぎをして、朝日に追われるようにねぐらに逃げ帰って行きます。 古来から言い伝えられてきた妖怪の姿は、美しくユーモラスで、怖いのに目が離せなくなる不思議な魅力があります。そんな妖怪たちが、五十音順のリズミカルな文章にのって続々と登場します。絵本はこれが最初の作品となる美濃瓢吾が描いた、独特ながらどこか懐かしい、新たな妖怪絵巻です。巻末に妖怪の解説つき。
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長崎出版からの作品だったのでこの絵本を選びました。様々なお化けが登場するので見入ってしまいました。1匹1匹がとてもこだわって描かれているのが良いとおもいました。表情もとてもリアルで本物のようなのが気に入りました。色とりどりなのも良かったです。じっくり眺めて楽しみたい絵本です。 (なびころさん 30代・ママ 女の子3歳)
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