アメリカで最も人気のある作家の一人で、日本でも『ひとまねこざる』などで知られているH・A・レイさんの傑作絵本です。各ページごとに折返しがついていて、折返しをひらくと、子どもの心をとらえる楽しい驚きが用意されています。子どもが自分で何回もひらいてみずにはいられない本です。
【磯崎ママ】 ソウタくん(2才)とユウカちゃん(8ヶ月)のいるお友達のうちに遊びに行く時に、ユウカちゃんに赤ちゃん絵本としてプレゼントとして持っていった本。ところが、ソウタくんがこの絵本に夢中になってしまいました。「おサルのジョージ」で有名なH・A・レイの4冊セットになっているめくりしかけ絵本。ママが忙しそうだったので一緒に読んであげる事に。動物が出てくるシリーズではめくって出てくる動物に大喜び。特に大好きなぞうは出てくる前から大騒ぎ。次に動物の数を一緒に数えます。そして、おうちに入るシリーズでは大好きなトーマスに似た電車のおうちにすぐ反応。さすが電車マニア。単純だけど、あまりの可愛さに私も何度も楽しんでしまいました。そのあともソウタくんはずーっと一人でめくり続けていました・・・。「飽きる」という事は当分なさそうです。 何十年も前に描かれた絵なのでちょっとレトロで素朴な感じがなんともいい味です。そして、レイは本当に動物が大好きだったようでスケッチを繰り返していたそう。出てくる動物達に本当に愛が感じられます。絵本に数多く出てくるウサギの中でもレイのうさぎの可愛さは1,2を争うでしょう。そして、やっぱりポイントは自分でめくるというところなんだと思います。なので、赤ちゃんというよりは2〜3歳からが向いているのかも。これは、うちの旦那も「よくできている。」とお気に入りの様子でした。
こういった開く絵本って年齢が低い子が読む印象があるのですが
この絵本はとても奥が深いです。
きちんと起承転結になっていますし
4冊ともテーマ別になっているのも素敵です。
息子が4歳になったころに、以前からほしいと思っていたけれど
今更なぁ・・・と躊躇していたのですが
読み聞かせボラの人に「まだまだ楽しめるわよ!」
と背中を押してもらい、購入しました。
本当にまだまだ楽しめました!
サーカスとかがどんなものかもわかっているので
描かれている内容がとても面白く感じるようです。
また、ワクワクしながら開くのも楽しいようで
親子でコミュニケーションをとりながら読むことができます。
絵が古臭いと思う人もいるかもしれませんが
H.A.レイの絵は、絵からぬくもりを感じます。
紙が破けやすいですが、これだけ入って手ごろな値段なので
いっぱい補修して読んであげてほしいと思います。
幼稚園児でも十分楽しめるので
未就園児向けかな・・・と思っていたお母さん、是非手に取ってみてください!!
子供が一人で読むより、親子で読むほうが楽しい絵本です。
ホッとさせられる展開に、思わずほっこりしてしまいますよ♪ (MAYUCLUBさん 30代・ママ 男の子4歳)
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