エーミルは、とってもいい子なのですが、あいかわらずいたずらばかり。 お父さんの指をねずみとりではさんでしまうし、 市長さんのパーティーに馬でのりこんで大さわぎをまきおこします。 そんなエーミルが、かわいそうなお年寄りのために、クリスマスにくわだてたこととは……。 「エーミル」シリーズ2作目。
「長靴したのピッピ」で有名なリンドグレーンの作品です。最近リンドグレーンの作品をいろいろと読んでいるのですが、リンドグレーンの作品の中でも、エーミルは特に好きなキャラクターです。
いたずらっ子のエーミルですが、いたずらをしようとしていたずらになるのではありません。することなすことが、いたずらになってしまうのです。
元気いっぱいのエーミルのいたずらを、クスクス笑いながら読みました。お母さんがエーミルを可愛がるのも、息子を持つ母親として、よくわかります。
読後はニコニコ、明るい気持ちになれる一冊。おすすめです。
(げがんさん 30代・ママ 女の子4歳、男の子2歳、男の子0歳)
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