あらしのよるに、たったひとり、みしらぬところでだれかにであえたら、ほっとしますよね。でも、そのだれかさんが、こわーいあいてだったら……。きみならどうするかな?
ヤギとオオカミのおはなしは以下続編として『あるはれたひに』『くものきれまに』『きりのなかで』『どしゃぶりのひに』と刊行されています。
オオカミと羊が友だちになるなんて、そんな破廉恥な!
木村祐一の舞台設定が危険です!肝をキュ〜っともってかれちゃったんです。こどもはハラハラしようか、みんななかよしを信じようか、幼稚園せんせいとの信頼をなくしかねない心境に胸をいためたでしょう。
どうぶつ園フリークのわが家が、あべ弘士というどうぶつ飼育員が描いた絵本に興味を持った一冊でした。独特のタッチ、へにゃへにゃの絵、時に爆発するパワフルカラー。やけに気になるのは娘の側でした「あたしにもかけそ〜」。
というわけで、舞台を観るかのような興奮を、ありがとうございました。「ほんとうはみんな、なかよしだったね」・・真実を悟ったかような娘でした。 (もゆらさん 50代・その他の方 )
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