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わすれたって、いいんだよ」 みんなの声

わすれたって、いいんだよ 文:上條 さなえ
絵:たるいし まこ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2015年02月23日
ISBN:9784895728911
評価スコア 4.5
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  • 戦争と、老いっていうのは
    子どもには遠いと感じられるテーマだと思います。
    でも、この絵本の切り口は、
    子どもにもわかりやすく、
    戦争の悲しみや、老いをうけとめていこうという気持ちが
    伝わってきます。
    戦争をしてはいけない。戦争はよくないっていうことを
    もっともっと大人が伝えていかないといけないと思います。
    古い戦争の本だけにたよるのではなく、
    新しい戦争の本が出ることはとてもよいと思います。

    投稿日:2015/03/26

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  • 優しい気持ちになる絵本です。

    とても寂しい話ですが、とても心が温かくなり、優しい気持ちになれる絵本です。認知症になってしまったおばあちゃんを優しく支える家族。とても優しい女の子も凄く素敵で、同じ認知症を持つ家族がいる私は心が熱くなりました。この家族の様に、私も認知症の叔母を優しく支えて行かないといけないと改めて思いました。忘れても、いいんだよ。私もそう言ってあげたいなと思いました。

    投稿日:2015/03/20

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  • 幼児にはまだ難しいですが。

    1冊のお話に,老いによる認知症/戦争のこと,と2つの要素が出てきます。
    5歳幼稚園年中さんの娘に読み聞かせましたが,よく聞いていたものの幼児だと理解はまだ難しそうな印象でした。
    内容を理解できるのは小学校中学年くらいからでしょうか!?
    深いお話ですが,知っておくべきお話でもありますね。
    沖縄の言葉や料理も出てくるのもまた深い味わいを感じました。
    親の私はぐっときました。

    投稿日:2016/01/18

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  • 戦争の悲しい思い出を心に封印しても、それは忘れたことでも、乗り越えたことでもないのです。
    おばあさんが自分の誕生日を言わないことも、好物のムーチーを作らないことも、戦時下の沖縄の辛い思い出のせいだったのです。
    でも、認知症という病の「おかげ?」で、封印がとれました。
    ひょっとしたら、おばあさんにとって幸せな事だったのかも知れません。
    「忘れたたって良いんだよ」と言ってあげられる事の重みを感じました。
    上條さんがこの絵本を作った動機が、帯に書かれていましたが、タイトルの言葉を大切にしたいと思います。

    投稿日:2015/04/08

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  • 認知症

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    タイトルと表紙から予想したように認知症のお話でした。
    最初はまだ沖縄料理のお店で元気に働くおばあさんの様子が描かれていて、お客さんとのやりとり等、しっかりとその後の伏線が張られていました。
    辛い思い出も認知症で忘れてしまったから、笑えることもある…たしかにそんなこともあるのかもしれませんね。
    おばあさんの家族がやさしくあたたかくしっかりとおばあさんを支えてくれていていいなと思いました。
    「わすれたって、いいんだよ」。

    投稿日:2015/03/19

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  • 戦争の陰が

    沖縄料理店をきりもりするおばあちゃん。お店のお客さんの悩みを聞いて、ナンクルナイサーと言って励ます。ナンクルナイサーは沖縄の言葉で、大丈夫!笑顔でいれば何とかなるさという意味だそう。そのおばあちゃんにも、辛い思い出があった…

    投稿日:2021/12/10

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  • 素敵な言葉

    女の子のおばあちゃんは沖縄出身で、神奈川県川崎市で、女の子のお母さんと一緒に沖縄料理店をしています。
    おばあちゃんが作る料理はどれも美味しいので、お客さんは一度食べたら忘れられません。
    ただ不思議なことに、おばあちゃんは「ムーチー」という料理は作れませんし、自分の誕生日を祝おうとしません。
    女の子は不思議に思うけれど、理由を教えてもらえません。
    そんなある日、おばあちゃんは、認知症になりました。


    かかってしまったら悲しいはずの認知症。
    けれど認知症になったことによって、おばあちゃんは、忘れられなかった悲しい出来事を忘れることができました。

    「わすれたって、いいんだよ」
    「なんくるないさー」

    女の子やお母さんの、おばあちゃんへの思いやり。
    それがあふれ出るような、優しい優しい絵本です。

    投稿日:2021/09/27

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  • 忘れたって…

    すごく考えさせられる絵本でした。こういうこともきっとあったのだと思い、涙が出てきました。忘れてはいけないことだけど、それをずっと引きずってきたおばあちゃんは本当に辛かったと思います。「わすれたっていいんだよ」の言葉は心に刺さります。苦しむ必要のない大勢の方が犠牲になって、戦争のない世界が訪れることを願っています。今の私たちは忘れてはいけないけれど、自分の幸せを感じられるように「わすれてもいい」こともあるのだと思います。

    投稿日:2019/12/03

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  • 穏やかな気持ちで

    認知症をテーマにした絵本です。

    小さな子供にとっては、難しい事かもしれませんが
    絵本読むことで、なんとなく 理解出来るようになるかもしれないと思いました。

    おばあちゃんが、誕生日を忘れてしまったと言った理由。
    ムーチーを作れないと言った理由…

    暗くなってしまいそうなテーマですが、
    登場人物たちがみんな生き生きとしていて
    またイラストもとても爽やかなので、穏やかな気持ちで読むことができました。

    投稿日:2015/04/07

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  • 認知症

    全頁試し読みで読みました。認知症になってもおばあちゃんに寄り添って生きる家族がとても素敵でした。物忘れ、徘徊と24時間休まる暇もない家族なので大変だと思います。おばあちゃんが、認知症になっても凄く明るい顔をしていたので家族の接し方がいいのだと思いました。

    投稿日:2015/03/30

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