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オニのサラリーマン」 みんなの声

オニのサラリーマン 文:富安 陽子
絵:大島 妙子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,760
発行日:2015年10月10日
ISBN:9784834082005
評価スコア 4.58
評価ランキング 5,448
みんなの声 総数 35
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  • サラリーマン家庭にはズドンとヒットします。
    めちゃめちゃおもしろい!
    関西弁なのもまた魅力!
    地獄に勤めているサラリーマンの鬼が主役なのですが、
    大島妙子さんの細かい描きこみも面白く、
    隅々まで見たくなります。
    地獄にはバス通勤なのですが、そのバスが
    病院経由なので、バスを待っている妖怪が
    風邪を引いていたり。
    そして衝撃のオチは、なんとあの有名な
    芥川作品のイメージなのです!!!
    このひねりはすばらしい!
    2015年下半期ベスト3に入ります。これは!
    これを読んだ後に、蜘蛛の糸を読んであげたら
    おもしろくてためになる読み聞かせ時間
    間違いなしです!

    投稿日:2015/12/08

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  • オニの世界もお父さんは大変です

    このお話は、鬼のサラリーマンが一日一生懸命に仕事をするのが描かれたお話でした。まるで人間のサラリーマンみたいに働いたりしゃべったりしている様子がとってもおかしくってうちの子も私も自分のお父さんがこの絵本の主人公の鬼に重なって見えました。

    投稿日:2016/07/27

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  • がんばれ、サラリーマン!!

    もしも地獄にいるおにが、サラリーマンだったら???
    そんな設定で始まるお話です♪
    絵が印象的なうえに、ストーリーにも釘づけ!!
    本屋さんで見つけて、大爆笑してしまいました♪
    えんまさまにおこられている姿は、サラリーマンそのもの!!
    おにの世界も楽じゃないのね・・・と、同情しながら
    読みました。
    鬼がこわいお子さまも、この絵本を読めば、少しは好きに
    なるかもしれませんね♪

    投稿日:2016/01/26

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  • 大傑作…いや大怪作です。

    主人公はオニガワラ・ケン。
    地獄カンパニーのしがない平社員です。
    そんなオニガワラ・ケンの一日が描かれています。

    なんというか、面白いんだか、怖いんだか、読めば読むほど混乱します。出てくる妖怪は本格的、地獄絵図も本格的、サラリーマンの悲哀(?)も本格的。それでいて、亡者たちは地獄を満喫している(ようにみえる)し、絵も語り口もユーモアたっぷりで…くせになります。

    子どもと読んでも盛り上がると思いますが、芯から面白がれるのは、大人だと思います。

    大怪作、です。

    投稿日:2024/04/25

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  • オニの世界でもサラリーマンのお父さんはいろいろと大変なことが多いんですね。オニの日常が細部まで細かく描かれていて、じっくりと眺めながら読みたくなる一冊でした。
    極楽に行こうとする「もうじゃ」たちに放った一言「ごくらくなんかいってもひまなだけだぞ〜!」になるほどな〜と笑いました。ユーモアたっぷりの読み応えのある一冊でした。

    投稿日:2022/11/20

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  • オニのサラリーマンを読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりも発想が素晴らしいお話です。私はこの本を読んで、過去を振り返りながら、こんなオニのようなサラリーマンがいたなと思い出しました。この本はあまりにも面白くて、実に奥が深いと思います。

    投稿日:2022/06/30

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  • 大人が共感しながら読める絵本

    とても楽しいお話でしたが、これは、子ども向けのお話しなのでしょうか。子どもももちろん楽しめると思いましたが、それ以上に、同じ「サラリーマン」の大人のほうが共感ができる部分が多い気がしました。私も「人間のサラリーマン」として、たくさんの共感をしながら読ませていただきました。

    投稿日:2022/04/26

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  • おにもおんなじ

    じごくカンパニーに勤める、おにのサラリーマンの一日を面白おかしく描いた物語。
    愛妻弁当を持って、満員のバスに揺られ、会社に向かう姿は人間そのもの!
    舞台が地獄なのと、関西弁でコミカルに進んでいくのが楽しく、ストーリーは全然違うんですが私はじごくのそうべえを思い出しました。

    出張編もあるようなので、是非読んでみたいです。

    投稿日:2020/05/22

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  • 働くとは

    節分前に読みたい本鬼の本として紹介されていたので気になって図書館で借りてみました。関西弁の読み方がイマイチわからないので難しいなぁと思いましたが、子どもは楽しんで見てくれました。まだお給料などの単語はわからないだろうなぁと思いますが、お父さんが働いてくれるからお給料をもらえるということを知ってもらうためにもいい絵本だなぁと思いました。地獄を見てもこれはなんだ?という感じだったので、楽しめるようになるにはまだ少し時間がかかるかなぁと思いました。

    投稿日:2020/01/23

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  • 死んだら楽になれると思っている方には、残念なお知らせですが、
    あの世もこの世もたいして変わらないようです。亡者も鬼も、エンマ大王も、この世の人間関係や苦しみをそのままあの世に持ち越しており、誰一人賢くならず、悟らず、成仏せず、愚かなまんま。
    この世で大変だったことも、全くそのままで、全然楽になりません。

    かといって、古来より語り継がれてきたような恐ろしい責め苦がまともに存在するというわけでもなく、実にお役所仕事的な、地獄の有り様です。この世の責め苦のほうが、よほど厳しいかもしれません。

    この絵本は、鬼のサラリーマン「オニガワラ ケン」氏(妻、子ども2人、ペット数匹)の毎日の出勤→着替え→仕事→帰宅前の寄り道→を追った仁義なきドキュメント作品である。マナーの悪い亡者たちを相手に、血の池地獄の秩序を守らせて、正しい責め苦を味わってもらうために、今日も監視員席で関西弁で怒鳴る、男のドラマである。

    見どころは、地獄に落ちただけあって亡者たちの勝手気ままさ。そして、それとは対照的な鬼やあの世の人たちが住む世界の平和さ。昔懐かしい人情物の物語に、大人も子どもも大笑いである。ちょっと死にたくなった人は、これを読んだらますますあの世が近くなるかもしれないが、誰でもいつかは絶対に行かれるところなので、安心して寿命まで行きぬいて欲しい。

    天国は、「暇なだけ」らしい。どっちがいいか、悩ましい話だ。

    投稿日:2019/07/28

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