黒井健さんの表紙の猫にひかれて読んでみました。
またたび荘にある、またたびトラベルは不思議な旅行会社。
観光地やじぶんの行きたいところにはいけません。
その人に必要なところに行くことになって、代金もお金ではなくて猫に
親切にすること。
なかのひとり、就職の決まらない木綿さんという女の子は、なんとまた
たびトラベルの社員になれるのです!
短編が六つ。どのおはなしもふんわり心にしみ込んできます。
流れ星に願いをかけても、自分が努力することっていう魔女の言葉が
印象に残りました。
どちらかといえば犬派のわたしもひきつけられましたので、猫派の方に
はたまらないでしょう。
不思議な雰囲気は猫ならではですよね。
中学年から、になってましたが、今の小学生、読んでくれるのかな?
借りた本は、とっても綺麗な状態でしたし・・・。
読み聞かせの際に紹介してみようかなあ。