「四字熟語ワンダーランド」 みんなの声

メルヘンチックな動物たちが登場して、『四字熟語』を、実践を交えながら教えてくれます。

４コマストーリーあり、『おしゃべり四字熟語』のコーナーでは、会話のなかで四字熟語を使って、実際と結びつけることができます。
また、四字熟語は、多くは、中国の故事成語からきているものもあり、そのもとになる話にも、興味を深めることもできます。

受験勉強にも使えそうな内容です。

楽しく学べる四字熟語の「絵本」でした。
この絵本の舞台となる、動物たちが暮らしている「ライオネルワンダーランド」の世界がしっかり作られているので、動物たちの会話に四字熟語が出てくることに何の違和感もありませんでした。

ときどき、監修の藤井先生の（？）ミニコラムみたいなところもあって、そちらでは、より深く、言葉の意味が書かれていたので、より興味深く読ませていただきました。

ただ、出版社からは小学校中学年以上とありますが、
私の読んだ感触では、私立受験などを考えていない、普通の小学校中学年にはちょっと、引いてしまうレベルかな？と、思いました。
小学校高学年以上にお薦めしたいです。
逆に新井洋行さんのイラストは可愛いですが、
内容がとてもためになるので、中高生の国語が苦手、古事が苦手、
というようなお子さんの勉強のとっかかりに使ってみては？と、思いました。

四字熟語に関する絵本だったので選びました。普段聞いた事があってもはっきりと意味が分からない四字熟語も楽しい絵と共に解説してありすんなりと理解出来る設定になっているのが良かったです。四字熟語が出来あがった歴史的背景も書き記されており勉強になりました。感じの持つ意味も一緒に理解出来るのが良いと思いました。もっと四字熟語が身近に感じられるようになる絵本だと思いました。