新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる

王さまライオンのケーキ はんぶんのはんぶん ばいのばいの おはなし」 みんなの声

王さまライオンのケーキ はんぶんのはんぶん ばいのばいの おはなし 作・絵:マシュー・マケリゴット
訳:野口絵美
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2010年04月
ISBN:9784198629465
評価スコア 4.79
評価ランキング 459
みんなの声 総数 33
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

33件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 次の10件 最後のページ
  • 王さまライオンが魅力的 思いやりの気持ちを描いた絵本

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    「はんぶんのはんぶん、ばいのばいのおはなし」とある通り
    分数と倍数が出てきますが
    分数・倍数を習った上の子は「勉強の本?」と敬遠してしまい、
    純粋に絵本を楽しんだ年長の下の子の方が気に入ってしまいました。

    ライオンがとにかく格好良いのです。
    表紙の絵から、まさに王者の貫録。
    特に心の奥まで見透かしているかのような瞳にドキッとします。

    王さまライオンの食事会に招かれた
    コガネムシ・カエル・インコ・イボイノシシ・カメ・ゴリラ・カバ・ゾウ。
    それぞれの動物(鳥・虫)達の特徴をしっかり捉えた絵ながら、
    その表情は実に人間的。
    見栄っ張りで、腹黒いような内面が現れているのが見事です。

    そんな自分のことしか考えない他の動物達に対して
    王さまの気持ちを考える、謙虚なアリの振舞いは気持ちのいいもの。
    そして他の動物を非難するでもなく、
    アリの想いをちゃんと受け止めてくれるライオンの
    王さまらしい振舞いは、やっぱり格好良い!

    時折でてくる、ちょっとしたダジャレも楽しく、
    結局自滅していく動物達をよそに
    王さまライオンとアリが迎えるハッピーエンドに
    大満足のストーリーでした。

    算数に関する部分は
    王さまの大きなケーキの分割するときに分数、
    お返しのケーキを焼く個数を張り合うときに倍数の話がでてきますが、
    ケーキの絵がとても分かりやすく、
    年長の息子でもイメージが出来たようです。

    算数が分かる小学校中・高学年にも面白いと思いますが
    「はんぶん」と「ばい」が分かってくる年長さん位からお試しあれ。
    王さまライオンが魅力的な
    相手を思いやる気持ちを描いた絵本、おすすめです。

    投稿日:2011/10/13

    参考になりました
    感謝
    5
  • 笑える作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    マシュー・マケリゴットの2009年の作品。
    彼の「ぼくはモンスターのとこやさん」を読んで、他の作品も読みたいと思っていたのですが、やはり期待通りの内容でした。

    物語は、アリが、王さまライオンからの食事会の招待状を受け取るシーンから始まります。
    毎年何匹かの動物を招くという設定で、時間通りに到着したのはアリだけで、他の動物達はみんな遅刻です。
    参加する動物の面構えが、どうも悪人ぽいのですが、食事会が始まるとあながち間違いでないと思えてきます。
    食事会のテーブルの絵と言ったら、こんなのあり?と言える位マナーが悪く無法地帯と化しています。
    イボイノシシなんて、テーブルに飾られた花を食べていたりするので、あり得ない構図です。
    王さまライオンと言えば、黙っているのですが、正に賢者という感じ。

    食事が終わると、大きなケーキを出して
    「自分の分を取って
    隣にまわしなさい」
    と言うのですが、最初のゾウは、半分を取ってしまいます。
    次のカバもその半分を取ってしまい、皆が残りの半分を取ってしまうので、最後のアリは、256分の1。
    半分に分けて王さまライオンにまわそうとしたのですが、余りに小さくて粉々になってしまうのです。

    その行為に対する他の動物の辛辣な表情も、酷いもの。
    恥ずかしくてたまらなくなったアリは、明日、イチゴケーキを焼いてきますと言うのです。
    それを聞いた他の動物は、今度は、その2倍のケーキを焼いてきますと言うものだから、最後のゾウに至っては、256個のケーキを焼く羽目になってしまいます。

    王さまライオンとアリ以外の動物が、あまりに動物然としているので、その行為が可笑しくてたまりません。
    数の絵本として紹介されているように、数の概念が自然と分かる要素もあるので、実に内容の濃い作品だと思います。

    どちらかと言うと、数についてはサイドストーリー的要素に過ぎず、ストーリーそのものの展開の面白さからオススメしたい作品です。

    投稿日:2011/08/27

    参考になりました
    感謝
    3
  • 真剣な顔!

    • たれれんさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子10歳、女の子8歳

    小学校で高学年(4〜6年生)対象に読みました。
    「よーく聞いてないと最後にクイズがあるよ!」「途中で質問するよ!」と前振りし、読んでる途中で「2の2倍は?」「4の2倍は?」と質問!
    最後の数は分からないだろうなぁと思っていたら、真剣な顔で答えてくれました!失礼しました さすが高学年♪
    予め符線で数字を隠しておきました(^^ゞ

    そして最後の質問!
    「アリが当たったケーキは何分のなにでしょう?」

    これは当たらないだろう!と思っていたら6年生が数人正解♪

    子ども達の記憶力と真剣さにビックリした絵本でした

    楽しく出来たら勉強も良いね!

    投稿日:2011/05/17

    参考になりました
    感謝
    3
  • 分数と倍数の概念

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    子どもたちの大好きなケーキで分数と倍数の概念が展開していきます。
    ライオンの王さまから食事会に招待されたアリは、
    他の招待客の礼儀にびっくりしますが、
    そこで繰り広げられた光景もすごいのです。
    デザートのケーキは自分の分を取って次に回すのですが、
    最初のゾウが半分取ったのでみんなも真似をしているうちにケーキは段々小さくなっていくのです。
    ちょっとした分数の世界ですね。
    しかも後半は反対に倍数の世界が展開。
    他の招待客の思惑も垣間見えます。
    王さまライオンの超越した態度がピリリとお話を引き締めています。
    算数大好きな我が家ではポイントが高かったです。
    小学校のおはなし会で取り上げてみようと思っています。
    少し難しい概念ですが、題材がケーキですので、
    そのあたりで楽しんでもらえたら、と思っています。

    投稿日:2010/05/18

    参考になりました
    感謝
    3
  • 数字のマジック

    分数と倍数がうまくからんだ数字の絵本です。

    数字が繰り広げるドラマに気持ちが行きがちですが
    私は、最後に
    「一緒に食べよう」という王さまライオンの心情が描かれたページが好きです。

    やっぱりケーキは
    みんなで等しく分け合って
    「おいしいね」とおしゃべりしながら食べるのが
    一番おいしいと思います。

    今度の休日には
    娘と一緒にケーキでも作ろうかな・・と思うような本です。

    投稿日:2014/06/15

    参考になりました
    感謝
    2
  • お話が面白い!

    半分とか倍について描かれている算数の絵本だと知って、小1の長女に読んでみましたが、年少の次女の方が気に入ってしまいました。
    というのもこれ、単純におはなしも面白いんです。
    次女はまだ算数については分かりませんが、もらえるケーキがだんだん小さくなっていく様子、逆に王さまに差し上げるケーキの数が増えてすごいことになっていくのが絵でも何となく分かるので、それが楽しかったようです。
    でももちろん、算数の本としてもとても良い絵本だと思います。

    投稿日:2021/01/15

    参考になりました
    感謝
    1
  • 算数のことだけでなく、思いやりの気持ちが伝わる絵本

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子2歳

    王さまライオンの食事会に出てきたおいしそうなケーキ。「自分の分を取って回しなさい」と命じられた9匹の動物たちは…。半分の半分、倍の倍がよくわかる算数が楽しくなる絵本です。この絵本は算数のことだけでなく、相手を思いやることの大切さも伝わる内容で心に残るのがこの絵本の良さでもあります。

    投稿日:2022/11/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 6年生の読み聞かせに

    6年生の読み聞かせにと借りてきました。
    低学年でも楽しめるけど、分数を習う4年生くらいからが、より楽しめると思います。

    この本の中で善人なのはアリとライオンのみ。
    あとの動物は自分勝手で傲慢に描かれているのですが、欲張った分だけ、後で自分で自分の首を絞めることになるので、なんだか憎めません。
    絵も素敵、お話の内容もとても面白く、手元に置きたい好きな本です。
    大型本で輪郭がしっかりした絵なので遠目もききます。

    世界観を壊さずに、途中の数字を隠してクイズを出しながらお話するのは、初心者の私にはハードルが高いので、物語として普通に読み、時間があれば、最後にアリが食べたケーキは何分の一か、クイズをしてみたいと思います。
    【読み聞かせ時間】8〜9分

    投稿日:2019/10/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 王さまライオンに失礼がないようにと細心の注意を払って振る舞うアリ。
    それに対して、他の動物達は何と横柄なことでしょう。
    それだけでも驚きですが、アリに対する言い草もひどいので、王様とアリの心がとても際立つように思いました。

    息子は、ケーキがだんだん小さくなるところと、ケーキの数が増えていくところに、「読んでいるだけでお勉強になる本」だと感じたようです。

    投稿日:2019/08/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • パパとママと私と・・・

    表紙をめくって一番最初に出てくるのがケーキの絵。
    1個のケーキ、2分の1個のケーキ、4分の1個のケーキ、8分の1個のケーキ・・・。
    お話を読む前からこのケーキの話で盛り上がりました。
    パパとママと娘とじぃじとばぁばと・・・みんなで食べるならどれくらいになるのかな??お友達と一緒に食べるなら・・・とケーキの分け方を話しました。
    そして、なんと最初からゾウさんが半分食べちゃったんです!
    この時点で娘が「ダメー!」と。
    最初にみんなで分けて食べると話をしていたので、物語へすぐに入り込んでくれました。
    「ばいのばいのばいの・・・」シーンでは「こんなの無理にきまってるー」と笑っていました。

    算数が分かるようになった小学生も面白く読めるのではないでしょうか?

    投稿日:2019/01/28

    参考になりました
    感謝
    0

33件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / どろぼうがっこう / バムとケロのそらのたび / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / バムとケロのさむいあさ / しゅくだい

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(33人)

絵本の評価(4.79)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット