話題
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

  • 学べる
  • 盛り上がる
  • 全ページ
  • ためしよみ
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

かたあしだちょうのエルフ」 みんなの声

かたあしだちょうのエルフ 文・絵:おのき がく
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,925
発行日:1970年10月
ISBN:9784591005361
評価スコア 4.81
評価ランキング 279
みんなの声 総数 77
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

77件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ
  • エルフの優しさに感動!

    お話の始まりが とても流ちょうで きれいなので 声を出してスラスラとお話を読み進めていました

    おのぎ がくさんの版画が優しく また迫力があって 作者の心に秘めたパワーを感じました
    エルフとは アフリカのことばで千のことなのも 初めて知りました。

    前にエルフの本は読んでいたのですが こういう意味があって エルフというと言う名前がついているんですね

    子供が大好きなエルフの優しさに  みんなが信頼しています

     ジャングルは平和ばかりではありません ジャッカルや ライオン くろひょうと 立ち向かってみんなを守ろうとする エルフ!

    エルフのこの優しさと パワーはどこからわいてくるのでしょう!!

    なかなか 私たち人間にはまねのできないことです。

     エルフの優しさに感動しながら読みました 

    なぜ かたあしだちょうのエルフになったのか・・・・・・
     

    高学年の子供たちに是非読んで欲しい本です!

    大人が読んであげるのも 良いと思いますが 自分で読んだらまた感動が違うように思います。

    投稿日:2010/03/11

    参考になりました
    感謝
    2
  • エルフは生き方の手本

    • きみたまきみたさん
    • 50代
    • パパ
    • 東京都
    • 女の子19歳、男の子17歳、女の子15歳、女の子3歳

    小1で読んで、とても感動しました。
    人というのは(エルフはだちょうだけど)、ここまで献身的、崇高、強靭になれるものなのだろうか、と思った記憶がある。 それ以来、エルフは生き方の手本の一つで、エルフのことを尊敬して生きてきました。そして、結果としてエルフを木にしてしまったライオンを心の底から憎んでいました。
    あれから30年。
    一昨日、連れ合いが買って来て、家に「かたあしだちょうのエルフ」があったので、娘に「かあさんに読んでもらったの?」と聞きました。そうしたら娘(5歳)が「そうだよ。でもね、ちょっと悲しいお話なんだよ」と教えてくれました。娘の感想に対しては、ぐっと堪えて「父さんも子どもの頃に読んだんだよ」とだけ言っておきました。
    今は、この本に対する私の想いを押し付けることはせず、もう少し大きくなってから、この物語が彼女の心に何として残り、何が芽生えたのか、その一端を語り合いたいと思います。
    でも、今の時点で、エルフの物語を「ちょっと悲しいお話なんだよ」と捉えてくれていると知ることができたのは、とてもうれしい。何気ない子どもの一言で、人としての成長を感じることができるのは、親の醍醐味ですね。
    ところで、二度目にエルフを襲って木にする切っ掛けとなるのは、ライオンではなく、黒豹でしたね。30年ぶりに真実を確かめました。
    では、一昨日までの私のライオンに対する強い憎しみは何だったのでしょうか。
    それから、改めて見たら、エルフの絵って、版画なんですね。子どもの時のおどろおどろしい物語の記憶は、版画のタッチに拠るところが大きいのだな、と気がつきました。

    投稿日:2020/11/26

    参考になりました
    感謝
    1
  • 誰かのために・・・感動しました

    私が読んでもらったのが4,5歳の時だったので、私も娘がその位の時に読んであげたのですが、内容の奥深さには全く気づいていなかったようです。どちらかというと、おのきがくさんの迫力のある版画絵に惹かれて、話の方は…って感じでしょうか。でも小学生になってから、自分で読んだ時は、いろいろ感じたこともあったようで、感慨深かったみたいです。自分を犠牲にしてまで大切な誰かを守ること…今では消えつつあるような価値観ですが、子供ながらに大切なことを感じとってくれたらいいな、と思いました。そして、この版画絵は実に魅力的で、素晴らしいです。

    投稿日:2011/01/14

    参考になりました
    感謝
    1
  • おのき先生もバオバブの大樹になられた

     この絵本が出て、39年。
     おのき先生が亡くなって、33年。
     色あせない名作です。
     
     学生時代初めて手にした時に、日本の方の作品と気づき、驚き何度も読み直した作品です。
     
     ダチョウの名、「エルフ」は、一息で千メートルも走る事に由来し、アフリカの言葉で「千」をあらわす言葉。

     アフリカの草原で、子ども好きな名実ともに強いダチョウ、エルフ。
     草原の危機を救うため、肉食獣に果敢に立ち向かい、自らの命をかける姿に感動します。
     傷を負い、片足を失い、時の移り変わりと共に、かつて守ったものたちに顧みられなくなり、自分の役割を失い静かに孤高の精神を持ち続けたエルフ。
     最後の力を振り絞り、その命にかえるラストは、けものとはいえ崇高な精神[誰かのために何かをする=生きている証]に読者の心を揺さぶります。
     
     おのき先生が、この作品のモチーフとされたバオバブの大樹に、エルフが、姿を変えるラストは、永遠の命を得、高邁な精神が常に草原の生き物を見守り続けていくエルフ究極の幸福の形と思えました。
     
     優しさとは、“真の精神の強さ”であると改めて親子共々教えられました。

     ストーリーと共に、登場する生き物たちの迫力ある動きが、生き生きと表現されているこの強烈なインパクトのある版画絵が、出会った読者にとっては忘れられない感動の一冊としてなる所以だと思います。
     
     おのき先生もこの作品を残され、バオバブの木になられたのだと思いました。

    投稿日:2009/12/05

    参考になりました
    感謝
    1
  • 第126刷!!名作なんですね

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子17歳、女の子15歳、女の子13歳

    読むのに、何度も躊躇しました。
    だって表紙のエルフは穏やかに微笑んで、りっぱな両足で立っているのですから、辛い内容である事が想像できましたので。

    小さな子供たちを助けるため、猛獣と立ち向かい、片足を失うエルフ。
    その残った足の上で、運命を嘆くこともなく、静かに時を過ごすその
    姿は胸を締め付けられます。

    でも、子供たちを命を守る事こそが、エルフの生きる証しだったに違いありません。

    エルフの涙でできたかもしれないという池。
    それはどんな涙だったのでしょう。
    存在を忘れられたときの悲しみの涙?こどもたちを救えた喜びの涙?

    なんと素晴らしい版画でしょう。
    迫力ある場面も、辛い表情も優しいもこんなにも表すことが事ができるなんて…
    でも、一番感銘したのは最後の場面、草原を吹き渡るやさしい風をここにいながら感じることができました。

    今日も新たなエルフがアフリカのどこかでこどもたちを守っているかも
    しれませんね。

    投稿日:2008/10/17

    参考になりました
    感謝
    1
  • 閉じさせないちから

    自分がこれを初めて読んだのは1年生の頃だと思います。
    親が選んで買ってくれ、家にあったので繰り返し読みました。
    とりわけ、最後のページだけを何度も開きました。
    10代20代になっても、絵本を共有していた姉とよく、この本の話をしました。

    自己犠牲だとか、
    それにも関わらず失う友情だとか、裏切りだとか。
    言葉にすると酷くつらいことなのですが
    子供の時にはそれらをきちんと感じ受け止め自分の言葉にするのは難しいことでした。
    めでたしめでたし、でぱたんと閉じられる本ではありません。
    最後のページには、すんなりとは閉じさせないちからがあります。
    閉じなくていいのです。

    重くつらく生々しい現実が、ふっと昇華する。
    物語にしかできない飛躍。
    ラストシーンで水たまりに立つ一本の樹は、そこまでの物語が重なってこその美しさです。
    そんなの子供は言葉にできなくていいのです。
    ただ、最後のその風景を、わたしは忘れられませんでした。
    その風景をみたくて、何度も手に取り何度も開きました。

    投稿日:2022/03/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 悲しいお話です

    だちょうのエルフの自己犠牲のお話です。
    みんなは自分たちを助けて負傷し、自由に動けなくなったエルフを、最初のうちは食べ物を持っていったりしていたけど、だんだん忘れていきます。人間の弱いところが辛くなってきます。
    辛すぎるので、あまり子どもたちに読みたくないなと思いました。

    投稿日:2021/07/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 他者のために犠牲になった優しいエルフ

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    強くて大きなだちょうのエルフは、子供たちを背中に乗せてドライブする人気者。でもある日子供たちを守ってライオンと闘ったエルフは、大切な脚を一本食いちぎられてしまいます。弱肉強食の世界を知る絵本でもあり、我が子でなくとも、自ら犠牲になり、仲間を助けてやる思いやりの気持ちを考える良い絵本です。

    投稿日:2021/02/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 50年に渡る名作

    強くて恰好いいエルフ。小さいときに私も読んだ記憶があります。
    みんなを守るため、ライオンと勇敢に戦ったエルフ。しかし片足が食いちぎられてしまい・・・。その後は寂しい人生を送ったように描かれたりしていますが、決して戦うことを恐れたわけではなく、いつまでも仲間思いの格好いいエルフでした。動物の世界を上手に描いているお話です。

    投稿日:2020/09/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 名作ですが小さい子には難しかったみたいです

    子ども達が幼稚園の時に読んだ事があったのですが、覚えていないと言うので改めて読みました。

    名作ですが小さい子には難しかったようです。
    5〜8才向けと書かれていますが、小学1年生の子は、最後、エルフが大きな木になった所(暗に死んだこと)がピンとこなかったみたいで、ポカーンとしていました。

    私的には何度読んでも名作だなと思います。

    心優しいエルフ、片足になってみんなから忘れられていっても、最後までみんなを守ろうとする所に心を打たれます。
    日に日に弱ってくるエルフを狙う、ハゲワシやハイエナのセリフは、アフリカの自然の厳しさを伝えます。
    そして、クロヒョウの襲ってくるシーンの絵、迫力があってとても怖いです。

    お話も、絵もとても素敵な一冊です。

    投稿日:2018/07/07

    参考になりました
    感謝
    0

77件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

もりのなか / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの / おおきな きが ほしい

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

全ページためしよみ
年齢別絵本セット