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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

かしわばやしの夜」 みんなの声

かしわばやしの夜 文:宮澤 賢治
画:佐藤 国男
出版社:ベネッセコーポレーション
税込価格:\1,431
発行日:1987年12月
ISBN:9784828813073
評価スコア 3.75
評価ランキング 45,454
みんなの声 総数 3
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  • オペレッタ

    柏の林の中で始まった、奇妙な即興歌合戦。
    脈絡もないのですが、滑稽で妙にウキウキする夢の世界です。
    佐藤国男さんの木版画が、木立の祭りを引き立てています。
    シャッポという、時代を感じさせる言葉や、ちょっと乱暴な言葉づかいも、無骨な感じがして、楽しみました。

    投稿日:2023/03/22

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  • まるでオペレッタ

    小林敏也氏の絵ではなく
    佐藤国男氏の版画の絵本です

    なんとも独特です
    でも、怪しい雰囲気がぴったりなんです

    カバーに
    詩人生野幸吉氏が解説していて
    「オペレッタ」のようーとのこと
    なるほど
    そうかも!

    何で???

    って、思ってはいけない(^^ゞ
    なんだかわからない世界を
    楽しむ感じですよね
    オノマトペ「カンカラカンのカアン」や
    風にふかれて「すいすいすい」
    風にふかれて「さんさんさん」
    霧、「ぽっしゃん ぽっしゃん ぽっしゃん」・・・等

    不思議な感性です

    風の又三郎のような節も出てきます

    フクロウ
    山の木々
    「見下す」感じ
    1等賞から順列を決めてみたり

    そうかと思うと
    何度も同じやりとりを繰り返す
    お笑い!?みたいな

    絵描きは、賢治自身なのかな?

    この時代に、どうしてこうな感性を
    表現出来たのか
    本当に感心してしまいます

    版画もとにかく雰囲気ぴったり
    荒削りな雰囲気
    動き出すようなデッサンです

    投稿日:2013/06/30

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  • 佐藤国男さんの版画絵が素晴らしいです

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    とにかく、佐藤国男さんの版画絵がすごく良かったです。

    「このシリーズは宮沢賢治作品をただの、子どもの童話としてではなく、どんな年齢の人でも読めるようにと考えて作った」ようなことが書いてありました。

    賢治作品は小学校の教科書などにも出てくるので、
    名前を知っているお子さんも多いと思いますが、
    改めてじっくり読むと、なんだか意外と難しいこといってますよね〜。まぁ、時代が時代だったから、
    童話一つ書くのにも、堅苦しい言葉遣いだったんだろうとは
    思いますけど。正直、私にはこの話、なかなか難しかったです。
    そして、この絵本を読むまで、知らない話でした。
    子どもに読むなら高学年以上でないと、ちゃんと伝わらないかと思います。

    投稿日:2009/08/26

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