松岡享子さんの名前で検索していたら出てきた本です。
でも、近くの図書館にはなかったので相互貸借で借りていただきました。
ベンジャミンが九歳ということで息子と年齢も近く親近感がわいたようです。
タイトルからして、毎日プレゼントをもらい続けたのかと思ったのですが、そこはちょっと違っていました。
もらったプレゼントや自分のものを包み直してプレゼントをしてもらった気持ちを味わうという発想もさることながらそれを毎日やってあきないところ、冷蔵庫のような大きなものまで包んでしまうところなど、所々でクスクスしてしまいました。
特に冷蔵庫を見た息子は、「下にも紙があるんだから持ちあげたんだよね」とベンジャミンの力持ちぶりに驚いている様子でした。
とことんやるという点では「おさらをあらわなかったおじさん」を連想しました。
徹底ぶりがすごいですし、日常の中に楽しみを見つけるセンスがいいなあと思いました。