「うみだよ ざっぶーん！」 みんなの声

４〜５歳児に読みました
季節はずれてしまってましたが、夏を思い出しながらと読み始めると
「うみいったよ〜」「ぼくも波にのまれたんだよ」など次々と子どもの発言がありました
そんなことを思い出しながらゆうちゃんのパパが砂で何を作っているのか一生懸命想像していたようです
「くじら」と言い当てた子どもは得意顔でした
さめに襲われたときに助けに来たおとうさんは、くじらのお父さんだったことは、子どもの様相外だったみたいで「ゆうちゃんのパパかと思った」とすっかりお話に入り込んでました

3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。今年は海には行けないので、代わりに海の本を沢山読んでやっていますが、この本もとてもいい一冊ですね。初めての海で怖くてしょうがないのですが、パパが砂でくじらを作ってくれたのが始まり。そのくじらに乗っていたら、くじらが動き出して海の中へ連れて行ってくれるのです。怖かった海が怖くなくなり、くじらさんと一緒に遊んだり、くじらのパパにも会ったり・・・。

いいなー、こんな体験ができたら、きっと楽しいでしょうね。夢物語ですが、あったらいいなーと息子もぼやいていました。海を怖がらなくさせるためにも・・・。海へ初めていくお子さんや海を怖がっているお子さんに読んであげてください。

どんどん想像がふくらんでいくえほんです。

ゆうちゃんははじめて海に来ました。
ちょっぴりしり込みするゆうちゃんでしたが、くじらの子と一緒に海の中へ。

友達になったくじらの子と、楽しく海で泳ぎます。
でも、海の中は楽しいことばかりじゃない。
そう、怖いこともあったけど、くじらの子のためにゆうちゃんは勇気をだします。

ゆうちゃんの勇気と、くじらの子に対する友情が、可愛い絵で素敵なものがたりになってます。
もちろん、おとうさんも大活躍しています。

やっぱり、海ではおとうさんが活躍しなくっちゃね。

娘には、４歳の夏、初めて海に泳ぎに行った時に読んであげました。
その当時、娘はまったく、物怖じせず海で泳ぎ（もちろん浮き輪をつけて）まくっていました。

初めての海。
ちょっとしょっぱいし、波は少し怖い。
そんなときの子供心がとっても伝わってくる絵本です。
うちの息子も最初はそうだったなあ〜などとなんとも懐かしい気分になってしまいました。

絵本の主人公のゆうちゃんは、砂で作ったくじらちゃんとお友達に海の怖さも克服。
そしてゆうちゃんとくじらちゃんの間にできた友情。
悪者に脅かされたって、お互いをかばいあう姿勢が可愛らしかったです。そして悪役退治にはやっぱお父さんの登場。
そうお父さんはいつでも強いんだよ〜っていうのも伝わってきてとっても良かったです。