ルーマニアの昔話って、初めて読みました。
ヨーロッパ各地に伝わる昔話のよくあるパターンは踏んでいますが、絵がシリアスなためか、ものすごく重たい昼ドラを見ている気持ちになってしまいました。
同じようなお話なら、もっと簡潔で聞いていて楽しかったり、ドキドキする冒険ものだったりという話がいくらでもあるので、
正直この絵本を子どもたちに薦めるか?といわれると、考えてしまいそうです。
ただ、自分の今の気分が「ブタの絵本をできるだけたくさん読んでみたい」だったので、そういうコレクター的な気持のある人にはお薦めできます。
絵本の形はとっていますが、通常よく見る絵本大きさよりやや小さい作りになっていますし文章は、小説のような細かい字で印刷されています。
絵のつけ方も海外のコミック的なコマ割りなので、
本を読みつけない人には読みづらい作品かもしれません。